「Gmail」が2週間で3回のサーバ・エラーに見舞われる
度重なる「502 Server Error」に、ユーザーから不満噴出米国GoogleのWebメール・サービス「Gmail」でここ2週間、ユーザーがログインできないというトラブルが連続で発生した。同社のSaaS(Software as a Service)スイート「Google Apps」の一アプリケーションとして有料でGmailを利用している企業ユーザーも、このトラブルに見舞われたもようだ。
「502 Server Error」によるログイン障害でユーザーが自身のGmailアカウントから閉め出されたのは、この2週間で今回が3度目だ。今回の障害報告は、8月14日に、Googleが運営するGmailおよびGoogle Appsの公式ディスカッション・フォーラムに寄せられ始め、不調は15日朝まで発生していた。
8月上旬に起きた最初のトラブルでは、相当数の個人ユーザーとGoogle Appsユーザーが被害を受け、Googleはサービス正常再開までに約15時間も要した。11日には同じ問題が再発し、Google Appsの有料バージョン「Google Apps Premier」を利用する企業なども含め、幅広いGmailユーザーに影響が及んだ。
複数のユーザーからの報告によると、今回も再び同じタイプの障害が発生しているようだ。トラブルによって、具体的にどれくらいの数のGmailユーザーに影響が出ているかは明らかになっていないが、ユーザーの一部は、トラブルが長引いているとして、ディスカッション・フォーラムに詳細な障害報告を書き込んでいる。
Google Appsディスカッション・フォーラムの「502エラー」関連のスレッドでは、Howardf42というハンドルのユーザーが15日朝に、次のような発言を残している。「まだダウンしている。24時間たったが、解決の兆しが見えない。もう笑い話で済ませられる状況ではなくなった。だれか、どこかほかにお勧めの電子メール・プロバイダーを知らないだろうか。今こそ、不満の意をはっきりと示し、よりよいサービスを探しに行くときだ」(Google Appsディスカッション・フォーラムの当該メッセージ)
Googleの広報担当者、アンドリュー・コバックス(Andrew Kovacs)氏は、IDG News Serviceに対し、「“少数の”Gmailユーザーと“いくらかの”Google Appsユーザーがこの障害の影響を受けた。トラブルは8月15日午後5時30分(米国東部時間)現在もまだ継続中で、解決に向けた作業を続けている」とメールで回答した。
「Gmailがユーザーにとって大切なものであることはわれわれも認識しており、今回のような問題を非常に真剣に受け止めている。不便を強いてしまって申し訳なく思う。技術的な障害に遭遇しているユーザーは、GmailやGoogle Appsのディスカッション・グループを訪れて、当社の対応の最新情報を確認してほしい」(コバックス氏)
インターネットを介してアプリケーションやコンピューティング・サービスを提供するGoogleは、クラウド・コンピューティングの旗手として知られる企業だ。しかし、そのクラウドの基盤となるユーザー企業向けサービスのデータセンターにおいて技術的トラブルが起こり、アプリケーションのパフォーマンスや可用性に問題が生じた場合、そのとたん、ユーザー企業のIT担当スタッフやビジネス・マネジャーたちは途方に暮れてしまう。ユーザーたちが一刻も早い問題解決を声高に求めるなか、サービス復旧に向けて自分たちにできることはほとんど何もないためだ。
(Juan Carlos Perez/IDG News Serviceマイアミ支局)



























