グーグル、Windows版Chromeの最新バージョンをリリース
13の脆弱性を修正し、新機能を追加。速度も42%向上米国Googleは1月25日、「エクステンション(chrome extensions:拡張機能)」と「ブックマーク同期機能」を搭載したWebブラウザ「Chrome for Windows」の最新版をリリースした。バージョンは「4.0.249.78」となっている。
新バージョンでは、13個の脆弱性が修正されており、そのうち6つは同社の脅威度評価システムで「高」にランキングされていた。
2009年12月にリリースされたChromeのベータ版もエクステンションとブックマーク同期機能をサポートしているが、今回リリースされたのは、同社の「stable」ビルド・チャンネル(これまでは「final」と呼ばれていた)に登場した初めてのバージョンだ。
また、Googleは、エクステンションのギャラリーが5倍に拡大し、現時点で提供されているアドオンが1,500種類を超えたことも明らかにした(本稿編集時には、1,800種類を超えていた)。2009年12月のスタート時点で提供されていたエクステンションは、約300種類だった。
現在「stable」エディションでエクステンションとブックマーク同期機能をサポートしているのはWindows版だけであり、Linux版はベータ・チャンネル・ビルド、Mac版はGoogleが「developer」ビルドと呼ぶ最低限の信頼性を備えたバージョンの段階にとどまっている。
Chromeチームの製品マネジャー、イアン・フェット(Ian Fette)氏によると、Windows版の新バージョンには、新しいHTML APIとJavaScript APIが追加されており、いずれもオフラインで使用する際、リッチ・コンテンツなどをローカルで保存する機能に対応しているという。
今回リリースされたバージョン「4.0.249.78」に含まれている修正プログラムは、これまでに指摘された脆弱性に対応し、その中には脅威度「高」に分類される6つの脆弱性も含まれている。このうち4つの脆弱性は、ハッカーが情報を入手してエクスプロイトを作成するのを防ぐため、Chromeの「bug tracker」でも公開されていない。
Chromeのプログラム・マネジャー、アンソニー・ラフォージ(Anthony Laforge)氏は1月25日のブログで、「ユーザーの大半が修正プログラムを導入するまでこれらのバグについては公開を差し控える」と説明している。
Googleによると、Chromeの最新版は処理速度も大幅に向上しているという。Chromeのプログラム・マネジャーであるニック・バウム(Nick Baum)氏は、1月25日のChromeオフィシャル・ブログで、「パフォーマンスは、旧バージョンに比べ42%、昨年リリースした最初のバージョンに比べれば400%も向上している」と述べている。
Computerworld米国版がベンチマーク・スイート「SunSpider JavaScript」を使って行ったテストでは、Chromeの方がAppleの「Safari」よりもやや遅かったものの、Mozillaの「Firefox」やMicrosoftの「Internet Explorer(IE)」などに比べればはるかに速かった。
Web動向調査会社NetApplications.comによると、Chromeは、昨年12月にSafariに代わって世界3位の座を獲得したという。



























