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マイクロソフト、Windows XP SP3を出荷開始――一般向けは4月29日を予定

自動アップデートへの対応は6月10日と一部情報筋
(2008年04月22日)

 米国Microsoftは4月21日、Windows XP Service Pack(SP)3をリリースし、各PCベンダーやボリューム・ライセンスを持つ大口顧客に対して出荷を開始したと発表した。

 Service Packのリリース・マネジャーであるクリス・ケロアック(Chris Keroack)氏は、米国東海岸時間の午後1時ごろ、MicrosoftのWebサイト「TechNet」のサポート・フォーラムにメッセージを投稿した。同氏は、「Windows XP SP3は、OEMベンダーや企業顧客への出荷を開始したところだ」と述べ、SP3のRTM(製造工程向けリリース)版の準備が整ったことを明らかにした。

 テクノロジー系Webサイトの「Neowin.net」は先週、MicrosoftがWindows XP SP3のRTM版を4月21日にリリースし、4月29日には同社Webサイトからの一般ダウンロードとWindows Update経由の提供が開始されるとの予測を発表していた。


MicrosoftのWebサイト「TechNet」でWindows XP SP3の出荷開始は発表された

 Keroack氏は21日、「Windows Updateおよび『Microsoft Download Center』を通してSP3へのアップデートを4月29日に提供開始するため、現在最終的な準備を進めている」と語り、一般向けリリースが29日になることを認めている。

 Windows XPのユーザーは、来週にはSP3にアップデート可能になる。その際には、Windows Updateのオプションを利用するか、MicrosoftのWebサイトからファイルサイズの大きいスタンドアロン版インストーラをダウンロードすることになる。Keroack氏によると、重要なパッチや修正が自動インストールされるように設定しているWindows Updateのユーザーに対しては、同社はすぐにSP3への自動アップデートを開始せず、今年の初夏ごろまでに対応していく予定だという。

 一部の情報筋では、Microsoftが自動アップデートにWindows XP SP3を含める時期について明確な予測を立てている。過去にWindows Vista SP1のリリース日の予測などを的中させてきたマレーシアのWebサイト「TechARP.com」は先週、Windows XP SP3への自動アップデートの開始時期は6月10日になるとの情報を掲載した。

 Microsoftは、主要なPCベンダーや小売店でのWindows XP販売期限を、2008年6月30日までに設定している。自動アップデートによるSP3の適用開始が6月上旬だとすると、Windows XPの販売期限終了までに1カ月もないことになる。MicrosoftのCEO、スティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏は先週、Windows XPの販売期限延長を望む顧客の声に耳を傾けると語ったものの、明確な約束はしていない。同社に対して21日、SP3のリリースによりWindows XPの販売期限を再延長する可能性があるかどうかを含め、いくつかの質問を提示したが、本稿執筆時点で返答は得られなかった。

 Windows XP SP3 RTM版のリリースは、Windows Vista SP1のリリース時に比べると、かなり控えめな発表となった。今年2月のWindows Vista SP1の発表に際しては、Windows製品管理担当バイスプレジデントのマイク・ナッシュ(Mike Nash)氏が、同社のブログでSP1の出荷開始を告げる長文の記事を投稿している。一方、今回、Keroack氏がWindows XP SP3のリリース記事を投稿したTechNetのフォーラムは、ほとんどのユーザーにその存在が知られていないうえ、発表内容も非常に簡潔である。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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