ゲイツ氏、開発者に別れを告げる――TechEdで最後のスピーチ
「Microsoftの成功は、開発者の皆さんのおかげ」米国Microsoft会長のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏は6月3日、米国フロリダ州オーランドで開催中の開発者向けコンファレンス「Tech・Ed Developers 2008」(6月3日〜6日)において、同社の常勤取締役として公の場で最後となるスピーチを行った。
Elizabeth Montalbano
IDG News Serviceニューヨーク支局
開発者に感謝の意を表す
最後のスピーチがソフトウェア開発者に向けて行われたのはなんとも感慨深い。Gates氏はMicrosoftを共同設立した33年前、開発者としてキャリアをスタートし、同社がソフトウェア業界の頂点に立てたのもWindows OSの開発者たちの功績が大きいからだ。
Gates氏は、同社にとって財産とも言える開発者に向け、彼らがいかに重要な存在かを訴えたうえで、「Microsoftが成功したのは開発者の皆さんのおかげだ」と労をねぎらった。
Gates氏は、7月1日付で活動の主軸をビル&メリンダ・ゲイツ財団に移すことについて、「突然ではあるが……」と前置きし、「新たな分野に挑戦することにした。17才のときから長年ソフトウェアに携わってきたが、今回初めて別の仕事に就くことになる」と簡単に説明した。
財団での活動をメインにするという点を除けば、スピーチの内容は30年以上にわたりMicrosoftの顔として将来のビジョンを描いてきたいつものGates氏と変わらなかった。同日のスピーチでも、主な話題はアプリケーション開発と、同社が最近力を入れているサービスに関する将来の方向性についてだった。
























