マイクロソフト、「Windows 7」のプレベータ版をPDC参加者に配布すると発表
Microsoftウォッチャーは「年内に最初の公開ベータ版がリリース」と予測米国Microsoftは9月24日、ロサンゼルスで10月27日より4日間の会期で開催される年次ソフトウェア開発者向けコンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」において、参加者に、Windows Vistaの後継となる次期クライアントOS「Windows 7」のプレベータ版を配布する方針を明らかにした。
同社のディベロッパー&プラットフォーム担当のエバンジェリストであるダン・フェルナンデス(Dan Fernandez)氏はこの日、USB 2.0で接続できる160GBの専用外付けハードディスクに収めたWindows 7のプレベータ・ビルドをPDCの参加者全員に配布する、と同社の開発者向けブログ「Channel 9」で明言した。同ブログには、PDCの内容を紹介する動画が9月22日に投稿されている(Channel 9の動画へのリンク)。これによると、オジー氏は包括的なサービス・プラットフォームについて講演することになっているという。また、この動画には、参加者に配布されるWindows 7プレベータ版入りのUSB 2.0ハードディスクも映っている。
Windows 7ベータ版の正式な出荷時期はまだ発表されておらず、今のところ明らかになっているのは、Windows 7の正式出荷版を2010年1月ごろ出荷するという計画だけだ。現在、開発コード名「Milestone 3」で呼ばれるビルドのベータ版はすでに一部のテスターに送られており、米国ZDNetで公開中のマリー・ジョー・フォーレイ(Mary Jo Foley)氏のブログ「All about Microsoft」には、年内に最初の公開ベータ版がリリースされるとの見方が示されている。
Microsoftは、PDC 2008のスピーカーの主な顔ぶれも明らかにしている(PDC 2008サイトの講演者ページ)。それによると、Windows&Windows Live Engineering Group事業を統括するシニア・バイスプレジデントのスティーブン・シノフスキー(Steven Sinofsky)氏が、PDCの会期2日目となる10月28日に基調講演を行うという。この日には、CTO(最高技術責任者)でクラウド・コンピューティング構想の責任者も務めるレイ・オジー(Ray Ozzie)氏、.NET Developer部門コーポレート・バイスプレジデントのスコット・ガスリー(Scott Guthrie)氏、Live Platform Servicesコーポレート・バイスプレジデントのデビッド・トレッドウェル(David Treadwell)氏が講演を行う予定になっている。なお、オジー氏とサーバ/ツール部門のシニア・バイスプレジデント、ボブ・マグリア(Bob Muglia)氏は、PDCの初日にも基調講演を行う予定だ。
フェルナンデス氏は、Windows 7が、PDCの会期中に行われる21のセッションで取り上げられる予定になっていることも明らかにした。PDCの公式Webサイトによると、これらのセッションは、カーネル、ネットワーキング機能、ハードウェアとデバイス、ユーザー・インタフェースなどさまざまな方面からこのOSの改善点を示す内容になるという。なお、Windows 7の新しいネットワーキング機能については、これまでのところ何も明らかにされていない。
このほかWindows 7のセッションでは、エネルギー効率、グラフィックス・システム、通信アプリケーションの開発、文書機能と印刷機能の融合、検索や視覚化、体系化などに対応する新しいAPI、OSの設計原則、コンテキスト・アウェアなアプリケーションを開発するためのAPIといったテーマが取り上げられることになっている。
(John Fontana/Network World米国版)



























