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Windows 7のプレベータ版がインターネットに流出

配布の翌日から複数のBitTorrentサイトにポストされる
(2008年11月04日)

 米Microsoftは、先週ロサンゼルスで開催されたPDC 2008において、Windows 7の開発者向けプレベータ版を、開発者や製品評価担当者、ブロガーなどに配布したが、これがインターネット上に流出していることが判明した。


米Microsoftが公開しているWindows 7のスクリーン・ショット。デスクトップ・ガジェットは自由に配置できるようになる

 配布からわずか1日後の10月29日、ファイル共有ソフト「BitTorrent」のトラッカー・サイト(後述のtorrentファイルを配布するサイト)の1つ「Pirate Bay」に32ビット版がポストされ、翌日には64ビット版もポストされた。11月2日現在、複数のWindows 7が入手可能な状態になっており、頻繁にダウンロードされているようだ。

 Pirate Bayにポストされている32ビット版Windows 7のtorrentファイル(BitTorrentで目的のデータをダウンロードする際に利用する)の1つには、1,400のシーダー(データの完全なコピーを所有するコンピュータ)と、5,300近いリーチャー(データの一部をダウンロードしたのコンピュータ)が表示されていた。BitTorrentを用いてこの32ビット版データ・ファイル(サイズは2.72GB)を取得すれば、Windows 7 Ultimateをインストールすることができる。

 64ビット版のトラフィックは、32ビット版ほど多くはない。Pirate Bayに最も早くポストされた64ビット版torrentファイルのシーダーはおよそ260、リーチャーはおよそ900となっていた。サイズは3.36GBとされている。

 このほか、BitTorrentのトラッカー・サイト「Mininova」「Seedpeer」などにも、32ビット版、64ビット版の双方がポストされていた。

 MicrosoftのOSは、これまでもBitTorrentなどを介してたびたび流出している。2007年半ばには、およそ1万5,000人のテスターに限定配布されたWindows Vista Service Pack 1が、数日後にBitTorrentサイトにポストされた。また2008年2月には、正規ユーザーがダウンロード可能となる数週間前に、Windows Vista SP1の正式出荷版がポストされ、その数カ月後には、Windows XP SP3でも同様の流出が発生している。

 Microsoft以外にも、2007年6月にはAppleのMac OS X 10.5(開発コード名 Leopard)のベータ版が複数のBitTorrentサイトにポストされた。Appleは、その3年前にMac OS X 10.4のデベロッパー・プレビュー版を流出させたとして28人を訴えたが、Mac OS X 10.5では流出を差し止めるための法的措置を講じなかった。

 Microsoftの幹部が先週発表した声明によると、Windows 7は、2009年初頭から公開ベータ・テストの段階に入ることになっているという。


Windows 7のタスクバーにはプログラムのアイコンが並び、マウス・オーバーによってアプリケーションのサムネイル画像を見ることもできる

(Gregg Keizer / Computerworld米国版)

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