「Bing」効果? マイクロソフトの検索市場シェア、6月は微増に
グーグルやヤフーには届かないものの、先月比1ポイント増Webサイト・トラフィック調査会社の米国StatCounter Global Statsは7月1日、2009年6月における検索市場シェア調査結果を発表した。それによると、6月初めに公開された「Bing」の好調な滑り出しによって、米国Microsoftは同シェアを1ポイント増加させた。
ただしStatCounterは、「2009年5月後半にMicrosoftのCEOであるスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏によって発表されたBingは、米国Googleの独壇場である検索市場にわずかに食い込んだが、圧倒的な脅威とはなっていない」と結論づけている。
同調査によると、Googleのシェアは79.07%から78.48%にわずかに低下した。一方、Microsoftの検索サイトのシェアは7.21%から8.23%に増加している。また、短期的にシェアが落ち込んだ米国Yahoo!も、1カ月単位で見ると11.04%と、第2位を維持した。
今回の調査結果についてStatCounterのCEOであるオードハン・カレン(Aodhan Cullen)氏は、「Microsoftが検索市場シェアを1ポイント増加させたという事実は、同社がBingに行ってきた莫大な投資を考えると、利益になっていないように見える。しかし、長期的スパンで見れば、(Microsoftにとって)よい方向に向いていると言えるだろう」と述べた。
Microsoftは現在、Bingのほか「MSN Search」も提供している。調査結果によると、MicrosoftのシェアはBingが提供された6月最初の週に9.21%にまで急上昇し、その後7.5%前後に下落したものの、6月最終週では8%台に回復している。
Bingは、Microsoftがこれまで提供してきた「Live Search」の最新版である。Bingには検索サービスのほか、「Bing Travel」「Bing Cashback」「Bing Maps for Enterprise」といった関連サービスも包含されている。
(Sharon Gaudin/ComputerWorld米国版)
























