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マイクロソフト、Wolfram|Alphaとの提携でBingの機能をさらに強化

複雑な方程式の結果から食品の栄養価の確認、肥満度指数の測定まで!
(2009年11月12日)

Wolfram|Alphaとの提携で、より複雑な情報の検索が可能になる「Bing」。ユーザーが複雑な方程式を入力した場合は、方程式をグラフ化したものを図示できる

 米国Microsoftが、検索エンジン「Bing」の機能強化を図っている。Wolfram|Alphaの技術を利用して得られる統合的なコンピュータ情報も、そうした機能強化の1つだ。

 Wolfram|Alphaは、アプリケーションに“コンピュータ処理が可能なナレッジ”を提供するテクノロジー・プラットフォームを開発している。

 BingがWolfram|Alphaの技術と連携することで、ユーザーはより複雑な情報の検索が可能になり、またBing自身もバラエティに富んだ検索結果を表示できるようになる。

 Microsoftのプログラム・マネージャー、トレイシー・ヤオ(Tracey Yao)氏と、製品マネージャーを務めるペドロ・シルバ(Pedro Silva)氏は、彼らのブログに新たなBingの使用例を記している

 例えば、より高度な検索の一例としては、ユーザーが複雑な方程式を入力した場合、方程式をグラフ化したものを図示し、その結果を算出することができるという。

 一般ユーザー向けの実用的な使い方としては、オレンジとキウイのどちらにビタミンCが多く含まれているかといった質問をし、Bingに答えてもらうケースが考えられる。Bingがみずから保有している食品情報を検索して、栄養価に関する数値を表示するのだ。ちょうど、大半の食料品パッケージに記載されている成分表のようなものが確認できるわけである。


Bingは新たに肥満度指数(BMI)ツールも使えるようになった

 Wolfram|Alphaとの提携を通して、Bingは新たに肥満度指数(BMI:Body Mass Index)ツールも使えるようになった。Bingで「BMI」という単語を入力して検索を実行すると、身長および体重を入力するボックスが表示される。数字を入れ、「calculate」をクリックすると、BMIが計算される仕組みだ。

 「Wolfram|Alpha」を開発した科学者、ステファン・ウルフラム(Stephen Wolfram)氏は、Microsoftのブログに掲載された記事の中で、両者の関係について次のようにコメントしている。

 「MicrosoftおよびBingとの協働を足がかりに、アプリケーションにおけるナレッジのコンピュータ処理を普及させていきたい。今回は、検索エンジンというアプリケーションをターゲットにした」(ウルフラム氏)

 “コンピュータ処理が可能なナレッジ”という概念については、Wolfram|AlphaのWebサイトで詳しく説明されている。

 完全に新しい追加要素ではないが、MicrosoftはこのほかにもBingの改良点をいくつか発表した。その中には、旅行に関する予約をするために検索を行ったとき、表示される各都市の情報がさらに増えるといった強化ポイントも含まれていた。

 Microsoftは、こうしたさまざまな機能強化の詳細を解説した専用のWebサイトも立ち上げている

(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)

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