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【PDC 2009】

マイクロソフト、「Office 2010」パブリック・ベータ版をリリース

オンライン版「Office Web Apps」もベータ公開
(2009年11月19日)

 米国Microsoftは11月18日、次期オフィス・スイート製品「Office 2010」のパブリック・ベータ版(Office 2010 Beta)を正式発表した。同社のWebサイトでダウンロード配布を開始している。


Office Business Productivityグループのシニアバイス・プレジデント、カート・デルビーン(Kurt DelBene)氏(PDC 2009にて)

 米国ロサンゼルスで開催中の開発者向け年次コンファレンス「Professional Developers Conference 2009(PDC 2009)」において、Office Business Productivity(OBP)グループのシニアバイス・プレジデント、カート・デルビーン(Kurt DelBene)氏が基調講演を行い、Office 2010 Betaのリリースを宣言した。

 また同日、MicrosoftはOffice 2010 Betaのダウンロード・リンクをWebサイトで公開した。Windows Live IDでログインすると、ライセンス認証のプロダクト・キー(25ケタの英数字)と、ダウンロード・リンクが表示される。

 ダウンロードできるのは「Office Professional Plus 2010 Beta」の32ビット版/64ビット版で、Word、Excel、Outlook、PowerPoint、OneNote、Access、Publisher、InfoPath、SharePoint Workspace(旧称:Groove)、Communicatorの各アプリケーションが含まれる。32ビット版のファイル・サイズは約765MB、64ビット版は約830MBである(どちらも日本語版の場合)。

 また今回、Microsoftが初めて本格的に提供するWebオフィス・スイート「Office Web Apps」もパブリック・ベータ版として公開された。

 Microsoftは2カ月前、オンライン版のWord、Excel、PowerPointのテクニカル・プレビュー版を一部ユーザーに公開していたが、この時点ではまだすべての機能が使えるわけではなかった。例えばオンライン版Wordでは、Wordドキュメントの編集はできなかった。

 Office 2010 Betaをインストールしたユーザーは、Office Web Appsのパブリック・ベータ版を試用できる。Windows Liveアカウントを使って、ドキュメントをオンラインで作成/編集/保存/共有することが可能だ。


Office 2010 Betaで作成したドキュメントをSkyDriveに保存したあと、WebブラウザでSkyDriveにアクセスするとBetaプログラムへの参加同意が求められる。同意すればOffice Web Appsが利用可能になる(参考:Office Web Appsのアクティベーション方法

 Office Web AppsがサポートするWebブラウザは、Internet Explorer(IE)7以降、Firefox 3.5以降(Windows、Mac、Linux)、そしてSafari 4.0以降だ。

 さらに、Windows Mobile 6.5以降の端末で動作する「Office Mobile 2010」のパブリック・ベータ版も公開されている。Office Mobile 2010 Betaには、モバイル版のWord、Excel、PowerPoint、OneNoteと、新しいSharePoint Workspace Mobile 2010が含まれる。Office Mobile 2010 Betaは、Windows Marketplace for Mobileからダウンロードできるとデルビーン氏は述べた。

 なお、Office 2010の具体的な製品出荷時期について、デルビーン氏は従来どおり「2010年前半に出荷されるだろう」と述べるにとどまり、明言を避けている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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