マイクロソフト、Bingの地図サービスに“ストリートビュー風”機能などを追加
Twitterやブログとの連係機能も備える新しい「Bing Maps」、ベータ版を公開米国Microsoftは12月3日、オンライン地図サービス「Bing Maps」の新バージョン(ベータ版)を発表した。従来バージョンと比べて多数の機能が追加されており、米国Googleが提供する人気サービス「Google Maps」を追撃する構えだ。
新しいBing Mapsは、同社のRIA技術「Silverlight」を利用しており、街の様子をなめらかに描き出す。また、Google Mapsのストリートビュー機能に相当する「Streetside」機能も備えている。
Bing Mapsの大きな特徴として、地図上に別のアプリケーションのデータをマッピングできる「Application Gallery」機能がある。最初に対応するアプリケーションの中には「Twitter」も含まれる。Twitterは8月、ユーザーの現在位置情報を提供する「Geolocation API」を公開しているが、Bing Mapsではこれを用いて、地図上のユーザーがいる地点に“つぶやき”を表示することができる。この機能は、例えば狭い地域の最新情報をリアルタイムで確認するのに役立つだろう。
そのほかにも、「Local Lens」というアプリケーションと連動し、記事内容を基に地域に関連するブログをインデックス化し、地図上にそれを表示する仕組みもある。
上述の新しいBing Mapsは、2日に明かされたBingに対する追加機能計画の一部である。Bingのコア機能である検索サービスについても、検索を通じてユーザーが何をしたいかを理解し、その実行を助けるための情報を提示する機能が追加されるという。
今年6月のBing立ち上げ以降、MicrosoftはBingのマーケティングに力を尽くしている。今回のアップデートも、ユーザーをBingへ呼び寄せるための取り組みがいまだ盛んであることを示す証拠だと言えよう。
11月に発表されたComScoreによる調査データによると、検索市場におけるBingのシェアは9.9%まで増加している。Microsoftのオンライン・サービス部門上級副社長を務めるサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)氏は、「(シェア拡大という)調査結果は大きな励みになるが、なすべき課題はまだ山積みだ」と述べた。検索市場をリードするGoogleのシェアは、依然として65%と圧倒的だ。
「我々は、自分たちが今(市場の)どの辺りに位置しているのかを正確に理解している。道のりはまだまだ長い」(ナデラ氏)
Bing Mapsベータ版を試用するには、Silverlightプラグインのインストールが必要である。現行バージョンのBing MapsではAJAXを使用しているが、同社では新しいSilverlight版サービスのほうに注力し、これを進化させるため開発を進めているところだとナデラ氏は説明した。
(James Niccolai/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)
























