マイクロソフト、クラウド基盤「Windows Azure platform appliance」を発表|Microsoftウォッチ|トピックス|Computerworld

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【WPC 2010】

マイクロソフト、クラウド基盤「Windows Azure platform appliance」を発表

Azureをアプライアンス化して自社運用を可能に。Dell、富士通、HPらと展開
(2010年07月13日)

 Microsoftは7月12日、米国ワシントンD.C.で開催している「Worldwide Partner Conference(WPC)」において、「Windows Azure」クラウド・プラットフォームのアプライアンス版を発表した。米国のDell、Hewlett-Packard(HP)や日本の富士通といったハードウェア・パートナーとともに、Azureプラットフォームの拡大展開を図る。


CEO(最高経営責任者)のスティーブ・バルマー(Steve Ballmer)氏も、Microsoftがクラウドに注力していることを強くアピールした

 同社はプラットフォーム・サービス(PaaS)として2010年2月からWindows Azureを提供しており、すでに1万もの顧客がこれを利用しているという。今回リリースされた「Windows Azure platform appliance」は、Azureプラットフォーム・ソフトウェアと、サーバやストレージなどのハードウェアを一括して提供するものだ。

 Microsoftのサーバおよびツール担当コーポレート・バイスプレジデント、ロバート・ワーブ(Robert Wahbe)氏は、公式ブログへの投稿の中で、このアプライアンスは企業が社内、もしくは外部顧客向けのクラウド・サービスを提供するための基盤になると説明している。

 「一度に1,000台規模のサーバ購入を検討するような組織、例えばサービス・プロバイダーや政府機関、大手企業などがこのアプライアンスを導入することで、簡単に(クラウド・プラットフォームを)管理することができるようになる」(ワーブ氏)

 また、製品マネジメント上級ディレクターのエイミー・バーズカス(Amy Barzdukas)氏は、「われわれが提案しているのは、数十万台におよぶサーバの働きを代行することができる1台の専用ハードウェアだ。一般的なアプライアンスと同じように、(このアプライアンスは)操作が容易な標準化された製品であり、顧客はWindows Azureを自社データセンターに導入できるようになる」と話した。

 バーズカス氏によると、Windows Azure platform applianceは、Microsoftが提供するAzureサービスと自社データセンターの双方でソフトウェアを動作させたいと考える組織に適しており、「Azure拠点間でワークロードを移動するのも手間いらずだ」という。「プラットフォームに拡張性を提供するだけでなく、(ワークロードやデータの)ロケーションをコントロールできるというメリットももたらしてくれる」(バーズカス氏)。Azureアプライアンスには、Azureサービスに含まれているすべての機能が搭載されると、バーズカス氏は説明した。

 バーズカス氏によれば、Dell、富士通、HPの各社が同アプライアンスを販売し、同時にAzureサービスを自社顧客に提供していくという。オークションサイトを運営する米国eBayは、同アプライアンスを社内オペレーションに使用する予定だ。当初は一部顧客向けに限定生産され、一般向けの発売は2010年後半の予定。

(Joab Jackson/IDG News Serviceニューヨーク支局)

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