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マイクロソフト、OpenOffice.orgをけなす映像広告を公開

問題のビデオでは、オープンソース生産性スイートに乗り換えた顧客が悲惨な体験談を語っている
(2010年10月15日)

 Microsoftが「OpenOffice.org」を自社の「Office」スイートの大きな脅威と見なしていることが、最近公開された映像からうかがい知れた。

 「A Few Perspectives on OpenOffice.org(OpenOffice.orgに関するいくつかの考察)」と題されたビデオには、オープンソースの生産性スイートを使ってみたものの、コストがかかったばかりでなく、ITリソースやパフォーマンス、互換性といった問題に悩まされたという顧客たちの“おそるべき物語”がちりばめられている。

 一連の顧客のコメントは文字として表示され、テンポよく画面上を流れていく。これらのコメントは、ナレーターがすべて読み上げてくれる。例えば米国の教育学区職員とされる人物は、「オープンソースのフリーウェア・ソリューションが不具合を起こした場合、だれが直してくれるのか?」と訴えた。

 また、別の教育機関関係者と思われる人物は、「OpenOfficeを使用してからMicrosoft Officeに戻ったところ、あらゆるところから文字通り安堵のため息が聞こえてきた」と述べている。

 ちなみに、このビデオに対するコメントは書き込めない仕様になっている。

 Microsoftはさまざまな面でOpenOffice.orgと競合しており、そのほかにもOracleの商用版製品や先日発表された「LibreOffice」などとライバル関係にある。

 Oracleは今週、ブリュッセルで開催される「ODF(Open Document Format) Plugfest」イベントに参加し、OpenOffice.orgのコードベース開発支援を続けることを宣言して、OpenOffice.orgへの関与を控えるのではないかという疑念の払拭に努めた。

 同社の広報担当者にMicrosoftの最新広告について意見を求めたが、回答はまだ得られていない。

(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)

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