Google成功の裏にMicrosoftの存在あり――MicrosoftのMundie氏
「PC市場での当社の成功がなければ、Googleのビジネスは成立しなかった」米国MicrosoftのCRSO(最高研究戦略責任者)、クレイグ・マンディ(Craig Mundie)氏は2月26日、米国Goldman Sachsがラスベガスで開催中の「Technology Investment Symposium」において、「ライバルのGoogleはビジネスの一部をMicrosoftに負っている。当社がPC市場で成功を収めていなければ、Googleのビジネスは成り立っていなかった」と発言した。
同氏はまた、「MicrosoftはIT市場における革新者としての立場を、Web検索/広告分野のリーダーであるGoogleに奪われる可能性を懸念したりはしていない」とも語った。
同氏は、さらに次のように続けた。「Googleがあれほど急速に成長できたのは、Web向けの新しいビジネス・モデルを適切なタイミングで投入したからだ。今では、さまざまな企業がWeb広告市場でGoogleを追いかけている。そうした企業にできて、当社にできないことはないはずだ」
同氏は、MicrosoftがGoogleと比べて優位に立っている点として、同社のビジネス・モデルを挙げた。「当社のビジネス戦略はきわめて柔軟であり、ビジネス・モデルには(常に)調整が加えられている。Googleをはじめとする競合他社にも、当社のビジネス・モデルを真に脅かすような何かを提示してほしい」(Mundie氏)。同氏によると、Web広告市場でGoogleに対抗するべく、Yahoo!と力を合わせるという方針も、その「ビジネス・モデルの調整」であるようだ。
Mundie氏は「Yahoo!の買収計画についての詳細は語れない」としながらも、Yahoo!買収の目的がWeb市場での地盤強化にある点は認めている。「とにかく、Yahoo!の買収を実現したい」(同氏)
ただし、この買収が実現しなくても、Microsoftはソフトウェアとサービスを組み合わせた独自のWeb戦略により、最終的にはGoogleに追いつけると、Mundie氏は確信しているという。
Mundie氏は、MicrosoftがGoogleをリードしている例として、携帯電話向けソフトウェアの分野での取り組みを紹介した。同氏によると、「Windows Mobile OS」は世界で数百万台のスマートフォンに搭載されている。
(Elizabeth Montalbano/IDG News Service ニューヨーク支局)
























