アップル、「iPhone 3G」を発表。日本含む22カ国で7月11日より発売
「処理速度は2倍、価格は半分」――8GBモデルが199ドル、16GBモデルが299ドル米国Appleは6月9日、スマートフォン「iPhone」の最新機種「iPhone 3G」を発表した。価格は8GBモデルが199ドル、16GBモデルが299ドルで、7月11日に日本を含む世界22カ国で同時に発売される。
iPhone 3Gは、現行機種の約2倍の通信速度となる3G(第3世代)ネットワーク機能、位置情報サービスを拡張するGPSを備える。Appleによると、iPhone 3Gは2008年中に世界70カ国以上で販売される予定で、そのうち22カ国(オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国、米国)では7月11日から販売が開始される。日本でのiPhoneの発売は6月4日の発表時点では「今年中」となっていたが(関連記事)、発表から1カ月後の日本デビューとなった。
米国での価格は、8GBモデルが199ドル、16GBモデルが299ドルと、現行機種よりも大幅に価格を下げての販売となる。米国内で購入・利用する場合、携帯電話キャリアのAT&Tと2年間の利用契約が必要になる。なお、Appleおよびアップル日本法人、日本での契約先携帯電話キャリアであるソフトバンクモバイルから、iPhone 3Gの国内の価格や契約内容についての詳細はまだ発表されていない(ソフトバンクモバイルのプレス・リリース)。
iPhone 3Gは、事前に予想されていたとおり、開発者向け年次コンファレンス「Worldwide Developers Conference(WWDC)2008」の開催初日の基調講演で、同社CEOのスティーブ・ジョブズ(Steven Jobs)氏によって発表、紹介された。「iPhoneの発売から1年たったばかりだが、通信速度を2倍に高め、価格を2分の1にした新しいiPhone 3Gをここに発表する。iPhone 3Gは箱から出してすぐに、Microsoft Exchange ActiveSyncを利用できるほか、iPhone SDKで作成されたすばらしいサードパーティ製アプリケーションを利用でき、今年中に世界70カ国以上で購入できるようになる」(Jobs氏)
iPhone 3Gで利用可能な機能/サービスの概要は以下のとおりだ。
- 4バンドGSM/3バンドHSDPAによる音声/データ通信機能を搭載。無線LAN(Wi-Fi)、3G、EDGEの各ネットワークを自動的に切り替えて高速な通信を実現する。音声とデータ通信のマルチタスキングが容易に行えるため、電話で話をしながらのWebブラウジング、地図情報サービス、メール確認などが可能
- バッテリの寿命は2Gネットワーク利用時で10時間、3Gネットワーク利用時で5時間、Webブラウジングで5〜6時間、ビデオ再生時で最大7時間、オーディオ再生時で最大24時間
- iPhone SDKおよび企業向け機能をサポートしたiPhone 2.0ソフトウェアを搭載。企業向け機能には、ワイヤレスでのプッシュ型メール、コンタクト先およびカレンダーの同期、Microsoft Exchange ActiveSync、Cisco IPsec VPNのサポートが含まれる。また、iPhone SDKを利用してディベロッパーは、マルチタッチUIやGPSによるリアルタイム・マッピングなどの技術を活用したiPhone用の独自アプリケーションを開発することが可能
- iPhone用のオンライン・ストア「App Store」から、ゲーム、ビジネス、ニュース、スポーツ、健康、リファレンス、旅行などのカテゴリーに分類されたアプリケーションを入手可能。ソフトウェア・アップデートも同サービスから提供される
- インターネット上のクラウド(オンライン・サーバ)からプッシュ・メール、アドレス情報、カレンダーをiPhone、iPod touch、Mac、Windows PC上のアプリケーションに配信する「MobileMe」サービスを利用可能
(Computerworld.jp)



























