アップルの「iBooks」、電子書籍市場で22%のシェアを獲得
ジョブズCEOが同事業の好調ぶりをWWDC 2010でアピールAppleは6月7日、「iPad」向けの電子書籍マーケット・プレイス/リーダー・アプリケーション「iBooks」を予定通りアップデートしたと発表した。もっとも、話の核心はほかにある。同社のCEOを務めるスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)氏が「Worldwide Developers Conference」で調講演を行い、4月のリリース以降、同アプリケーションが爆発的な勢いで普及していることを明らかにしたのだ。
ジョブズ氏によれば、iBooksの提供開始から65日間で500万冊以上の書籍がダウンロードされたという。これは、販売されたiPad1台あたり約2.5冊の計算になる。さらに、6社の大手出版社のうち5社が、電子書籍販売に占める同アプリケーションのシェアはおよそ22%に達すると報告している。市場に登場してまだ2か月強しか経っていない電子書籍リーダのシェアとしては、実にきわだった数字だ。
またジョブズ氏は、テキストのハイライトやブックマークの追加、ノートの作成といったiBooksの新機能にも言及した。各書籍の目次に改良が加えられ、全ブックマークやユーザーが作成したノートをリスト化できるようになったという。
最新版のiBooksがPDFドキュメントをサポートしているという点は、非常に興味深いと思われる。これにより、ほかのブックストアを介して購入したPDF書籍をインポートもしくは閲覧できるようになる。
PDFにアクセスするには、iBooksのメイン画面にある個別の「bookshelf」を経由することになる。ただし、iBooksで閲覧できるPDFがAdobeのDRM技術に対応しているか否かについては、ジョブズ氏は言及しなかった。
iBooksはApp Storeから無料で入手でき、iPhone OS 3.2以上が稼働しているiPadが必要になる。ジョブズ氏が7日に発表した新機能を含むアップデートは、6月後半に配布される見込みだ。
(Marco Tabini/Macworld.com)



























