HTCが「WebOS」もしくはほかのモバイルOSの買収を検討中|OSプラットフォーム|トピックス|Computerworld

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HTCが「webOS」もしくはほかのモバイルOSの買収を検討中

自社インタフェース「Sense」は引き続き差別化要因として維持か
(2011年09月13日)

 台湾HTCのシェール・ワン(Cher Wang)会長の発言に基づく報道によると、同社は米国Hewlett-Packard(HP)から「webOS」を取得するか、ほかのモバイルOSを買収することを検討しているという。

 「Focus Taiwan」やその他のメディアは、ワン会長が中国の「Economic Observer(経済観察報)」紙に、「webOSの買い取りを念頭において社内で話し合いを重ねているが、すぐに動くわけではない」と語ったと報じている。

 同社の広報担当者は電子メールに、「HTCはデバイス・ポートフォリオ全般において、顧客へ最高のエクスペリエンスを提供することに重きを置いている。イノベーションやパートナーシップを通じ、そうしたエクスペリエンスを強化できる機会を見極めようと常に意識している。しかし、現段階ではプラットフォーム戦略に関して報告できることは何もない」と記した。

 アナリストらは、米国Googleの「Android」もしくは、米国Microsoftの「Windows Phone」を利用するだけでなく、HTCがみずからモバイルOSを所有することには明らかなメリットがあるだろうと分析している。現在、米国AppleはAndroid製品の著作権侵害をたてにしてHTCを攻撃している(HTCだけでなく、ほかのスマートフォン製造ベンダーも提訴しているが)。しかし、HTCが独自OSを有していれば、そうした法廷闘争に巻き込まれずに済むという点がメリットの1つだ。もっとも、HTCも先週、Googleから取得した特許をめぐってAppleを訴えている。

 ワン氏はEconomic Observer紙によるインタビューの中で、HTCがどのOSを実装するとしても、製品の独自性を損なうような選択はしないことを示唆した。これはすなわち、新たなOSの買収は同社にとって最優先事項というわけではないことを意味するのではと、一部のアナリストは指摘している。

 「われわれは、どんなOSでも使いたいものを使える。プラットフォームの第2層、第3層といったレベルで競合他社とは異なる味を出す力をわが社は持っている。HTCの強みはOSを理解しているところにあるが、それはOSを開発する必要性を生みはしない」(ワン氏)

 HTCは、米国MotorolaがAndroidで動く「Motoblur」を、韓国Samsungが「Touchwiz」を提供しているのと同様に、Windows Phone 7およびAndroid上で動作する「HTC Sense」インタフェースを自前で製作している。

(Matt Hamblen/Computerworld米国版)

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