インテル、モバイル端末向け「Moorestown」プラットフォームは2010年発売に
Linux OS「Moblin」新版と同時リリース米国Intelは4月8日、北京で開催されている「Intel Developer Forum(IDF)2009」の中で、現在開発中のモバイル・デバイス向け次世代プラットフォーム「Moorestown」(開発コード名)についての詳細を明らかにした。発売時期については「2010年中」としている。
Moorestownは、IntelがMID(Mobile Internet Device)と呼ぶ小型のモバイル・コンピュータ・デバイスをターゲットとした、消費電力の小さいプラットフォームだ。「Atom」のプロセッサ・コアとメモリ・コントローラを1チップ上に搭載した「Lincroft SoC(System-on-Chip)」と、チップセットの「Langwell」などで構成される(Lincroft、Langwellはいずれも開発コード名)。
同社のウルトラ・モビリティ事業本部長であるアナンド・チャンドラシーカ(Anand Chandrasekher)氏は、IDF 2009でMoorestown搭載デバイスを使ったデモンストレーションを披露した。同氏によれば、Moorestown搭載デバイスの消費電力は、Atomチップを搭載した現行の同等デバイスと比べておよそ10分の1(アイドル時)だという。
Moorestownプラットフォームは、Linux OS「Moblin」の次期バージョンと同時にリリースされる見込みだ。Moblinは、Intelが主導して開発を進めている小型モバイル・デバイス向けのLinux OSである。Intelが同日発表した文書によれば、新バージョンのMoblinではPC並のリッチかつインタラクティブな操作感で、インターネット・アクセスや携帯電話などの機能が利用できるようになるという。
また、Moorestownは同社で初めて3Gネットワークの通信機能を備えることになる。これにより、Moorestown採用デバイスは携帯電話としても利用できるわけだ。Intelでは、WiMAXおよびHSPA(High Speed Packet Access)ネットワークについても、オプションで対応する予定だとしている。
Intelはこれまで、Moorestownのリリース時期を2009年末から2010年初頭と述べてきた。今回の発表では、発売時期を「2010年中」と改めている。
(Dan Nystedt/IDG News Service台北支局)
























