オラクル、Eclipseプラグイン「OEPE」で開発フレームワーク「ADF」を利用可能に
ソフトウェア開発者の生産性向上を支援米国Oracleは、オープンソースの統合開発環境(IDE)「Eclipse」を使うソフトウェア開発者が同社の「ADF(Application Development Framework)」技術を利用して生産性を高められるようにする。Oracle幹部が9月22日に明らかにした。
Oracleは、Javaアプリケーション・サーバ「Oracle WebLogic Server」に対応したアプリケーション開発用のEclipseプラグイン「Oracle Enterprise Pack for Eclipse(OEPE)」にADFの設計機能を追加すると、同社チーフ・アーキテクト兼上級副社長のテッド・ファレル(Ted Farrell)氏は語った。
ファレル氏によると、EclipseユーザーにはOracleの顧客が多いという。「彼らは、EclipseでADFのメリットを活用したいと考えている」と、ファレル氏は米国サンフランシスコで開催された同社の開発者向けカンファレンス「Oracl Develop 2010」で語った。同氏は、OEPEにADFの機能を追加する時期を明言はしなかったが、OEPEは3カ月ごとに新しいリリースが提供されており、ADF機能を搭載するOEPEの早期バージョンがそのぶん、早く登場することになるだろうと述べた。
ADFは、ユーザーインタフェース開発技術「JavaServer Faces」をベースとした高い生産性を提供するフレームワークであり、ソフトウェア開発者はADFを使えば、「Adobe Flash」やAJAXといった技術の細部を扱わずに済むと、ファレル氏は述べている。「こうした技術が変化しても、開発者はページを作り直す必要はない。われわれがADFをアップデートし、開発者はその変更点を利用すればよい」
「ADFは、生産性の向上を主眼としている」(ファレル氏)
また、Oracleは近いうちに、ADFの実運用レベルのモバイル・クライアントをリリースしようとしている。このクライアントにより、ADFアプリケーションがカナダ、Research In Motion(RIM)の「BlackBerry」デバイスや米国Microsoftの「Windows Mobile」を搭載するデバイスでネイティブに動作するようになる。
さらに、Oracleは、米国Googleのモバイル・プラットフォーム「Android」に対応するADFクライアントの提供も計画している。皮肉にも、Oracleは、AndroidがJavaの特許を侵害しているとしてGoogleを提訴している。ファレル氏はこの訴訟についてコメントを控えた。
(Paul Krill/InfoWorld米国版)



























