オラクル、Javaコミュニティ・プロジェクト・サイト「Java.net」をリニューアル
デザインを一新、サイトのインフラはCollabNetからKenaiに移行Javaコミュニティ・プロジェクトのサイトである「Java.net」がリニューアルされ、一新されたデザインで新たな開発者向けツールを提供し始めた。米国Oracleの幹部が3月2日に明らかにした。
Oracleは先月、Project KenaiでホスティングされていたプロジェクトはJava.netに移されることになると表明していた。Java.netでは、アプリケーション・サーバ「GlassFish」、統合開発環境(IDE)「NetBeans」、Javaのオープンソース実装「Open JDK」などの技術に関連するプロジェクトが運営されている。
Oracleによると、Java.netサイトはすでにOracleのサーバに移転済みで、その運用インフラには、同社が昨年買収したSun Microsystemsが2008年に立ち上げたプロジェクト・ホスティング・サイト「Project Kenai」が利用されている。Java.netでは、ブログやフォーラム、編集記事などと共に、開発者向けツールである「Mercurial」や「Git」、「Jira」なども提供されている。
OracleのOracle Technology Network(OTN)アーキテクト・コミュニティ担当マネジャー、ボブ・ルーバート(Bob Rhubart)氏は、ブログで次のように述べている。「Java.netは、運用インフラをCollabNetからKenaiへ切り替えたことで、コミュニティ・プロジェクトのホスティングやそうしたプロジェクトに参加する開発者に、より柔軟性の高い環境を提供できるようになった。新しいJava.netサイトでは、プロジェクトごとに大規模で固定的なインフラを用意する(例えば、いくつものメーリング・リストを運用する機能をどのプロジェクトでも利用できるようにする)のではなく、ユーザーが必要な要素だけを選んで利用できるKenaiの“アラカルト・アプローチ”を生かしている」(同氏)。
ルーバート氏によると、1,400以上もあるプロジェクトの移行は「大変な作業だった」ようだ。「中断された多数のプロジェクトを除去していくことが、移行作業の大部分を占めた。オープンソース・プロジェクトは、途中で取りやめになる割合が高く、実際に除去すべきプロジェクトがたくさんあった。新しいJava.netサイトは、従来よりもサイズが絞り込まれ、俊敏になっており、質の高い現行コンテンツの割合がはるかに高くなっている」(同氏)。
(Paul Krill/InfoWorld米国版)



























