フェイスブック、中小企業向け活用ガイダンス公開で「Google+」に対抗
Google+が企業アカウントを排除し始めた直後に「Facebookビジネス」公開、アピールを開始
米国Facebookは7月26日、同社のソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)を利用する中小企業向けのガイドラインやヒントを集めた「Facebookビジネス(Facebook for Business)」を公開した。「Google+」が企業アカウントを締め出した直後の動きであり、興味深い。
米国Googleは最近、Google+に登録されたMashable、Ford、Sesame Streetなどの企業アカウントを削除する動きを見せている。Google+は、現時点では個人向けのサービスであり、企業は対象としていないというのがその理由だ(確かにこの方針は「本名の登録」を求める利用ポリシーにも合致している)。FordとMashableのアカウントはのちに復旧されたものの、Googleは「ごく一部」の企業アカウントしか維持しないとも述べている。
もちろん、Googleが企業向けサービスを計画していないというわけではない(おそらく)。同社はいずれビジネス版Google+を提供するつもりだと話しているので、企業は今しばらく辛抱するほかないだろう。
他方、Facebookはこの状況を逆手に取って、企業向けのサービス展開を行うことを決めた。今回公開されたFacebook for Businessのページでは、中小企業に向けたFacebookの活用法がステップ・バイ・ステップで説明されている。例えば、自社の活動を紹介する「Facebookページ」の設定や、Facebookの各種広告の活用、「Sponsored Stories」広告を使った自社サイトへのトラフィック誘導、一般消費者の誘引、カスタマイズされたモバイル・エクスペリエンス、Facebookプラットフォーム上でのアプリ作成といった、さまざまな手法が掲載されている。
つまるところFacebook for Businessは、ごく基本的な事柄を紹介した“中小企業向けFacebook利用ガイド”に過ぎない。試みとしても特に目新しいわけではないが、「Googleが歓迎しない企業を、我々は受け入れる準備ができている」というメッセージを発信するためのものだったように思える。
Facebookが世界に伝えたかったメッセージの内容を最後に紹介しておこう(テック・ブログのGigaOmが公開した電子メールより)。
「Facebookは、中小企業が有益なソーシャル・エクスペリエンスを創造し、顧客との永続的な関係を築き、口コミという最強のマーケティングを展開できるよう尽力している。『Facebook.com/business』ページを作成したのは、企業ユーザーがより容易にこうした目的を達成し、成長していけるようにするためだ」
(Sarah Jacobsson Purewal/PC World米国版)



























