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ツイッター、特定地域で「書き込み非表示機能」を実装?

削除されたツイートは目立つようにマーキングし、他国でなら読めるよう配慮していると同社
(2012年01月30日)
Twitterの1月26日付け公式ブログ記事

 Twitterの1月26日付け公式ブログ記事によれば、同社は現在、ユーザー・フィードをある場所では見えている状態を保ちながら、特定の国内で削除することができるようになったという。

 サンフランシスコに拠点を置くマイクロブログ・サービス大手Twitterは、複数の国が独自に設けている表現の自由に関する制限に準拠するため、こうした変更を行ったと述べた。

 ここ数年、反権力的なメッセージを拡散したり、反政府論者を組織したりするためにTwitterが利用されるケースがしばしば見られた。中国政府はとうに同サービスをブロックしており、2011年1月に前大統領ホスニー・ムバーラク氏への抵抗がピークを迎えた際は、エジプトもまたTwitterへのアクセスを遮断した。

 Twitterはこれまで、中東やその他の地域において、抗議活動者が団結し、公に承認されていないメッセージを焦点となっている国の内外に広めるのを助けてきた。だが今回は、政府が認めないユーザーのツイートを当該の国の中でだけブロックすることで、各国のローカル・スタンダードに従う姿勢を打ち出した。こうして消されたツイートは、世界のほかの国のユーザーからは確認できるそうだ。

 Twitterがあるユーザーのツイートを削除した場合、同ユーザーが住んでいる国の別ユーザーのタイムラインには灰色に塗りつぶされたツイートが現れ、当該ユーザーのメッセージは非公開であるとの説明が表示される。

 オンライン・コンテンツに対する制約を研究するプロジェクトChilling Effectsとのパートーナーシップ強化を通して、Twitterはコンテンツ削除のリクエストも出していく意向だ。

 「われわれがこのまま国際的な成長を遂げていけば、表現の自由の形に関して異なる考えを持つ国でもサービスを提供するようになる。一部の地域は考え方があまりにも違いすぎて、われわれが存在していることすら不可能かもしれない。また、われわれと似通っているところは多いものの、歴史的および文化的理由から、特定の種類のコンテンツを禁止している国もある。親ナチス的な内容を禁じるフランスやドイツなどがその一例だ」と、同社のブログには記されていた。

 もっとも、こうしたツイート削除機能はまだ使用されていないという。

 ブログには、「いつでもどこでもツイートが流れるよう、可能なかぎり努力している。だが、どうしてもそれが不可能なときは、ユーザーに対してオープンであろうと思っている」とあった。

(Stephen Lawson/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)

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