フェイスブック、モバイル広告を準備中か
IPOを数か月後に控える3月初めごろに広告表示が始まるとのうわさネット上であるうわさが飛び交っている。数週間以内に、Facebookがモバイル広告の取り扱いを始めるのではないかというのだ。
これが真実なら、同社は数か月後に迫るIPO(新規株式公開)の実施前に新たな収入源を確立することになると、「The Financial Times」紙は匿名人物からの情報に言及して報道した。
同記事によれば、ユーザーのニュース・フィードに掲載する「Featured Stories」形式の広告について、Facebookは広告代理店と話し合いを重ねているという。この広告は、3月初旬から表示され始めると報じられた。
Facebookは先週、米国証券取引委員会(SEC)にIPOを申請する文書を提出。時価総額1,000億ドルとも予想される同ソーシャル・ネットワークは、仮の資金調達目標額を50億ドルと想定している。IPOは5月に行われる予定。株価はまだ発表されていない。
SECに提出した文書の中で、Facebookは潜在投資家に対し、同社がモバイル・ユーザーへの注力を強化していく計画をはっきりと示した。同社が抱える8億4,500万人の会員のうち、モバイル・デバイスからFacebookのサイトを閲覧する1か月当たりのアクティブ・ユーザー数は4億2,500万人に上る。
米国の調査会社ZK Researchのアナリストであるゼウス・ケラバラ(Zeus Kerravala)氏は、新たな資金源を得れば、単に収入が増えるだけでなく、Facebook熱がさらに高まることも考えられ、そのいずれもがIPOにとってはプラスに働くと語った。
「IPOに際しての時価総額は、企業の基本的なファンダメンタルズや評判がベースになる。評判が高まれば、通常ならIPOに参加しないであろう投資家をも引き寄せることができ、また新しい収入源はFacebookの長期的な可能性を増大させる」(ケラバラ氏)
ただし、こうした広告掲載プランが、収入を増やす以上にユーザーの不満を大きくするかもしれない点が問題だと、ケラバラ氏は指摘している。
「これはユーザーに迷惑メッセージを送るようなもの。ニュース・フィードに広告を掲載するのは、実質的にスパムと変わらない。Facebookのニュース・フィードは、ユーザーがほかの利用者の最新アクティビティを追う場であって、同社のマーケティングのためのものではない。ネガティブな反応を呼び起こすだけだ」(ケラバラ氏)
(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)



























