SugarCRM、リード・ジェネレーション機能などの搭載計画を明らかに|CRM|トピックス|Computerworld

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CRM

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【SugarCon 2009】

SugarCRM、リード・ジェネレーション機能などの搭載計画を明らかに

10月には次期バージョンのベータ・テストを開始予定
(2009年02月04日)

 米国SugarCRMは、米国サンフランシスコで開催中の同社コンファレンス「SugarCon 2009」(2月2日〜4日)において、オープンソースCRMソフトウェア「SugarCRM」に新たなマーケティング/パートナー管理機能を追加する意向を明らかにした。これらの機能は、今年末リリース予定の「Ver.6.0」で搭載される。


「SugarCon 2009」のWebサイト

 SugarCRMの共同創立者で製品管理担当バイスプレジデントを務めるクリント・オラム(Clint Oram)氏は2月2日、10月ごろまでにSugarCRM Ver.6.0のベータ版をリリースし、ベータ・テストのフィードバック次第で今年末までに正式リリースできると述べた。

 Ver.6.0では、過去のマーケティング・キャンペーンに対する潜在顧客の反応とそれぞれの役職、企業規模といったデータを把握するスコアリング・ツールなど、より便利なリード・ジェネレーション(見込み客獲得)ツールを備える計画。また、電子メールや電話、Web広告などを連携させたさまざまなキャンペーンを通して見込み客に売り込む、いわゆるマルチステップ型のマーケティング手法を実践することも可能になるという。

 オラム氏によると、1年前に3,000社だったSugarCRMの有料版ユーザーは、現在、4,500社に増えたという。SugarCRMはオンプレミス・アプリケーションとして提供されているほか、同社もしくはパートナーによるホステッド・サービスとしても利用することもできる。ちなみに今週、インドのTata Communicationsが同社パートナーに名を連ねた。

 スカンジナビア全域でオープンソース関連サービスを提供する北欧企業Redpill LinproでSugarCRMのアカウント担当マネジャーを務めるクリスチャン・アフ・サンデバーグ(Kristian af Sandeberg)氏によると、同社はリセラーおよびサービス・プロバイダー向けのネットワークを構築中であり、MicrosoftやSalesforce.comといった大手ベンダーとも互角に競い合っているとのことだ。

 「Linproは米国Avis Rent A Carの北欧部門に400ユーザーのSugarCRMシステムを提供する契約を獲得した」とサンデバーグ氏は語る。「Linproが『Microsoft Dynamics』やドイツの小規模ベンダーMayflowerに勝てたのは、Avisの要望どおりにオープンソースのSugarCRMをカスタマイズできたからだ。われわれはいくつかの新しいモジュールを作り、一部を統合した。Dynamicsではそこまでできない」(同氏)

 とはいえ、SugarCRMは比較的歴史の浅いソフトウェアであり、一部の機能はまだ基本的なことしかできない。SugarConでは、もっとカレンダー・アプリケーションを改良すべきだとする声が挙がり、このアプリケーションの契約を逃したと明かすリセラーもいた。

 プロジェクト管理ツールの改良を望む声もあった。オラム氏は、カレンダーや高度なプロジェクト管理、全文検索などの機能については、2010年にリリースするVer.6.5まで強化・追加の予定はないと前置きしたうえで、「リソースには優先順位がある」と釈明した。

 同社は、SugarCRMをオンデマンド・サービスとして提供したいパートナー向けに、OSとデータベースをまとめたフル・スタックで提供する可能性がある。今日それを行うには、スタックを自社でアセンブルしなければならない。「これについては現在検討中だが、まだ白紙の段階だ」とオラム氏は言葉を濁した。

 同日の発表前、SugarCRMはVer.5.5のベータ版を3月に、製品版を7月ごろにリリースする計画を発表していた。「最近リリースしたバージョンと同様に、Ver.5.5は新たなCRM機能の追加より、プラットフォームの強化に力を入れている」(オラム氏)

 変更点は多岐にわたるが、その1つは、外部ソースからデータを簡単にインポートするためのWebサービス・フレームワークを書き直したことだ。「REST(Representational State Transfer)インタフェースも用意し、カスタム・モジュールや他のプラグインに対してパフォーマンスを改善できるようにしてある」(同氏)

 さらに、ZoominfoとCrunchBaseといった外部Webサービスと接続するための「Cloud Connectors」を追加し、これら外部データ・ソースにもアクセスできるようにした。ユーザー・インタフェースも改良され、開発者がエンドユーザー用に新たなテーマ・ビューを容易に作成できるようになる。

(James Niccolai/IDG News Serviceサンフランシスコ支局)

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