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デル、SMB向け統合CRMサービスに「Salesfoce Service Cloud」を追加

セールスフォースのカスタマー・サービス・アプリケーションを販売開始
(2011年12月08日)
SalesforceのService Cloudは「Chatter」やFacebook/Twitter連係などソーシャル・コミュニケーション機能も取り込んだカスタマー・サービス・アプリケーションだ

 米国Dellは12月7日、米国Salesforce.comが提供するカスタマー・サービス・アプリケーション「Service Cloud」を、Dellの中小企業向け統合CRMサービス「Dell Cloud Business Applications」(以下、DCBA)に追加する作業を進めていることを明らかにした。

 今回の追加により、DCBAは、Salesforceのセールス・アプリケーションである「Sales Cloud」とService Cloudの両方を取り込むことになる。また、これらのアプリケーションは、Boomiのインテグレーション・フレームワークを通じてオンプレミス・システム、もしくはほかのクラウド・サービスに接続することができる。
 米国内のみだが、同サービスの提供はすでに始まっているとDellは述べた。Service CloudとBoomiのセット利用価格は月額565ドルから、また実装サービス込みでは8,000ドルからとなる。

 7日の発表内容も含め、SalesforceとDellのパートナーシップは両社の顧客にとって大きな意味があると、Beagle Researchのマネージング・プリンシパル兼アナリストであるデニス・ポンブリアント(Denis Pombriant)氏は指摘した。

 「Dellの立場からすると、Salesforceと提携することで顧客との関係に新たな意味を持たせる道がひらける。単なるハードウェア・ベンダーではなく、ソリューション・プロバイダーとして顧客に認識してもらえる」(ポンブリアント氏)

 同様に、Salesforceにも提供チャネルの拡大という恩恵をもたらすとポンブリアント氏は説明した。「現段階では、ディストリビューション(供給)こそがこのビジネスの肝だ。市場にサービスを供給するチャネルの選択肢は多ければ多いほどよい」(ポンブリアント氏)。

 ポンブリアント氏は、Salesforceが新規ユーザー・アカウントをシステムに追加するためのコストがごくわずかであることを考えれば、Dellのような企業にローエンド市場へ再販してもらうのは歓迎すべきことだと話している。

 また、新たに追加するサービスとしてカスタマー・サービス・アプリケーションを選んだDellの決断は、今日の経済状態を踏まえた適切なものであるとという。「いまだに人々は品物になかなか金を落とさない。顧客を満足させ、他社へ鞍替えされないような施策を取ることが、これまで以上に重要になっている」(ポンブリアント氏)。

 DCBAは中小企業向けサービスであるため、「Service Cloudの機能の中でも特に、SalesforceがAssistly買収を通じて取得したシンプルなヘルプデスク・プラットフォームは顧客に受け入れられるだろう」とポンブリアント氏は付け加えた。

(Chris Kanaracus/IDG News Serviceボストン支局)

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