日本インフォア、セールスフォースとの提携による取り組みを発表
クラウド型CRMアプリケーションの提供、セールスフォースのSaaSリセラー契約など日本インフォア・グローバル・ソリューションズ(以下、日本インフォア)は12月9日、セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)との業務提携に関する説明会を行った。セールスフォースの「Force.com」プラットフォーム上に構築したERP/CRMアプリケーションの提供や、セールスフォースのSaaS「Sales Cloud」「Service Cloud」のリセラー活動などを行う。
この発表は今年9月、米国Inforと米国Salesforce.comが発表したワールドワイドでの提携に基づき、国内での施策を明らかにするもの。Force.comプラットフォームを用いる「InForce」では、オンプレミスのInfor ERP製品との連係機能を備えた3つのCRMアプリケーションが提供される。
「InForce Ordering Cloud」は、製造業の製品受注に関するアプリケーション。具体的にはコンフィグレーション(製品仕様の決定)、価格、見積管理、受注管理、提案管理などの機能を提供する。Sales Cloud/Service Cloudと統合されており、価格情報や利用可能状況を提供することで、製品のオーダーミスなどを防ぐ簡潔なシステムを実現する。
「InForce Marketing Cloud」は、マスマーケティング自動化システムを提供するアプリケーション。オンプレミスの「Infor10 CRM(Epiphany)」と接続し、インバウンド/アウトバウンドのキャンペーン管理や、案件の成熟度管理機能を提供する。
「InForce Everywhere」は、インフォアの標準統合コネクタ「ION」とを接続し、上述したCRMアプリケーション群とオンプレミスの「Infor10 ERP」とのデータ連係(請求書、契約書、見積書、オーダー、出荷、請求書、支払い、返品などの顧客関連情報)を可能にする。また、コラボレーション支援ツールの「Salesforce Chatter」も統合されている。
InForce Everywhereは、日本語版が2012年第2四半期(4-6月期)に提供開始予定。また、Ordering CloudとMarketing Cloud(日本語版)は2012年第4四半期(10-12月期)の提供開始を予定している。
今回の提携発表では、日本インフォアがリセラーとしてセールスフォースのSaaSを提案、販売、提供、サポートすることも発表された。日本インフォアの常務執行役員 パートナー営業本部の市東慎太郎氏は、特に製造業の顧客が多いという同社ERPの特徴に触れ、「セールスフォースのソリューションをラインアップに加えることで、エンド・トゥ・エンドのソリューション、セールスから製造まで情報がひもづくソリューションが実現する」との戦略を説明した。
(Computerworld.jp)




























