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SilverlightとRuby on Railsが連携、マイクロソフトが接続プラグインを開発

「IronRuby」の順調な開発ぶりもアピール
(2008年06月02日)

 米国Microsoftは、同社のRIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)プラットフォーム「Silverlight」と、オープンソースのWebアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」を連携させる予定だ。

 双方の連携は、プラグインによって実現される。なお、同社幹部によると、オレゴン州ポートランドで開催中の「RailsConf 2008」コンファレンス(5月29日〜6月1日開催)で、SilverlightとRuby on Railsを連携させるプラグインを無料配布するという。

 RIA市場では、米国Adobe Systemsの「Flash Player」が大きなシェアを獲得している。後発となるSilverlightは、Flash Playerのシェアを切り崩すべく、対抗策を打ち出している。

 またMicrosoft幹部は、.NETプラットフォームで動作するRuby実装「IronRuby」の開発が順調に進んでおり、デモを披露できる段階にまで完成していることを明らかにした。IronRubyを利用すれば、Ruby on Railsアプリケーションを.NETプラットフォーム上で実行することが可能になる。

 MicrosoftでDynamic Language Runtimeチームのプログラム・マネジャーを務めるジョン・ラム(John Lam)氏は、「IronRubyでRuby on Railsアプリケーションを実行できることは、われわれがRubyの実装に力を注いでいることの表れだ」と語った。

 「IronRubyは、Ruby on Railsアプリケーションを実行できるだけではない。.NETで提供される豊富なライブラリ・セットも利用できる。IronRubyを利用すれば、ASP.NETやASP.NET MVC上で動作するサーバ・アプリケーションや、WPF(Windows Presentation Foundation)、Silverlight上で動作するクライアント・アプリケーションも構築できる」(Lam氏)

 しかし同時にLam氏は、「われわれはIronRubyで稼働するRuby on Railsアプリケーションの実行パフォーマンスを改善しなければならない。なぜなら、現状ではメモリの消費量が多すぎるからだ」と問題点を指摘した。

 さらに同氏は、IronRubyに関するプロジェクトは、Microsoftがオープンソース・プロジェクトを展開していくうえで、プラスになるようなプロセスで進められていることを明らかにした。

 「われわれがIronRubyの開発で学んだことは、ほかの製品グループでも役に立つことだろう」(Lam氏)

(Paul Krill/InfoWorld米国版)

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