ソニー・エリクソン、“iPhone対抗”スマートフォン「XPERIA X1」のSDKベータ版を公開|ビジネス・コミュニケーション|トピックス|Computerworld

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ビジネス・コミュニケーション

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ソニー・エリクソン、“iPhone対抗”スマートフォン「XPERIA X1」のSDKベータ版を公開

Windows Mobileのディベロッパーに対応アプリケーションの開発を促進
(2008年09月04日)

 スウェーデンのSony Ericsson Mobile Communicationsは9月3日、MicrosoftのモバイルOS、Windows Mobileのディベロッパーに対応アプリケーションの開発を促すため、今年第4四半期中に出荷予定のスマートフォン新製品「XPERIA X1」に対応するソフトウェア開発キット(SDK)のベータ版を公開開始した。


Sony Ericssonが今年第4四半期中にリリースする予定のWindows Mobile搭載スマートフォン「XPERIA X1

 「Sony Ericsson SDK for Windows Mobile 6.1」のSDKベータ版は、Sony EricssonのWebサイトから無料でダウンロードできる(ダウンロード・ページ)。同社広報担当者のメラン・リグレー(Merran Wrigley)氏によると、このSDKは、すでに同社や一部のパートナー企業がユーザー・インタフェース(UI)用のパネルなどを開発するために用いているという。

 リグレー氏によると、新製品のために新しいディベロッパー・コミュニティを構築するよりも、既存のコミュニティを活用したいというのがSony Ericssonの意向だという。同社のSDKは、Visual Studioをベースにしており、Xpediaのセールス・ポイントであるパネル・インタフェースに対応するエクステンションを備えている。「Windows Mobileのディベロッパーにとって、非常に親しみやすいものになるはずだ」(リグレー氏)

 開発者は、このSDKを使って、既存のWindows Mobileアプリケーションを流用して新たなアプリケーションの開発作業をスタートさせることができる。現在、同SDKがサポートしている言語は、HTML、CSS(Cascading Style Sheets)、C、C++だ。なお、Sony Ericssonは、SDKの正式版の出荷時期を明らかにしていない。

 XPERIA X1は、今年2月に開催されたMobile World Congressコンファレンスで発表され、米国Appleの「iPhone」を意識したUIやデザインが話題になった(関連記事)。3インチの大型タッチスクリーンを搭載し、スライダー型の開閉メカニズムが特徴的なスマートフォンで、Webアクセス機能を提供するため無線LAN(Wi-Fi)とHSPA(High-Speed Packet Access)の両通信規格をサポートする(上り、下り両方のトラフィックに対応)。また、同社の他のハイエンド機種と同様、A-GPS(Assisted Global Positioning System)を使った高度なナビゲーション機能も搭載している。

 XPERIA X1については、最近になって開発の遅れを指摘する報道も出ているが、リグレー氏によると、今年第4四半期中に出荷するというSony Ericssonの方針に変更はないという。第4四半期初めには、詳細な出荷時期と出荷地域が明らかにされることになっているが、これまでに明らかにされたのは、特定地域のみの出荷になるという点だけだ。


ディベロッパー向けに専用のSDKを公開し、対応アプリケーションの充実を図るというSony Ericssonの戦略は、AppleがiPhoneで展開している戦略と同様だ

(Mikael Ricknas/IDG News Serviceストックホルム支局)

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