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訴訟/知財問題

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アップルに提訴されたサイスター、「今でもMacクローンを販売中」とサイトでアピール

リカバリ・ディスクの提供までも発表するという大胆不敵さ
(2008年08月20日)

 現在、米国Appleに提訴されている“非公認Mac互換機”ベンダーの米国Psystarが強気の行動に出ている。同社は8月13日にWebサイトで、「Psystarのマシンはもう販売されていないのでは」との憶測を打ち消したのに加え、顧客の要望に応じ、Mac OS X 10.5 Leopardを再インストールするためのリカバリ・ディスクの出荷を開始したこともアピールしているのだ。


PsystarのMacクローン「Open Computer」(写真上/価格554,99ドル)と「OpenPro Computer」(価格1,154ドル)

 Psystarは今年4月にMac OS Xが動作するPC「Open Computer」と「OpenPro Computer」の販売を開始したが、7月に、複数の著作権および商標権の侵害、ライセンス違反、不正競争違反であるとしてAppleに提訴された(関連記事)。

 Appleは、「Psystarが自社製品にMac OS X Leopardをインストールしているのは、Mac OS Xのエンドユーザー使用許諾契約(EULA)に違反する行為だ」と主張している。EULAでは、非Apple製ハードウェアにMac OSをインストールすることが禁じられている。

 Psystarが今回、Webサイトのトップ・ページに「マシンの販売は継続中」とのメッセージを掲載した背景には、この訴訟の影響で販売打ち切りの憶測が広まりつつあったことがある。「ここ最近、当社に、『製品はまだ販売しているのか』という問い合わせが何件か寄せられているが、もちろんOpen Computingの販売は続いている」とサイトには記されている。


Webサイトのトップ・ページで「Still Shipping Systems」との声明を発表。敗訴が濃厚にもかかわらず、“勝手にMac”の米国Psystarの姿勢は強気だ

 さらにPsystarは、IntelベースのMac互換機のユーザー向けにリカバリ・ディスクを出荷する計画を明らかにした。「トラブルの発生時やリセットを行いたい場合にOSを再インストールできるよう、Leopardを搭載するOpen Computingのユーザー向けにリカバリ・ディスクを配布する」(同社)

 このディスクを使えば、Mac互換機をMac OS XインストールDVDから起動するか、あるいはLeopardの「コンソール」ユーティリティを起動し、内部エラーやステータス・メッセージを確認してトラブルシューティングを行える。PsystarのMacクローンのユーザーはファクスまたは郵便でリカバリ・ディスクを注文する必要があるが、ディスクは同社から無償で提供されるという。

 なお、この訴訟に関するニュースとしては、米国連邦裁判所は8月18日、PsystarがAppleの申し立てに反論する期限を当初予定していた8月18日から8月28日まで延長することを認めている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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