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訴訟/知財問題

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アップル製品のニューヨークの模造品店、同社に起こされた商標侵害訴訟で同意命令の発行に合意

模造品や販促宣伝ツール一式をアップルに引き渡しへ
(2011年09月20日)

 米国Appleが、米国ニューヨーク市東部のクイーンズにある2つの店を商標侵害で米国連邦地裁に提訴していた問題で、この両店が、連邦地裁から同意命令が出されることに合意したことが、裁判所文書でわかった。この同意命令は、両店に、Appleの社名やロゴを付けた模造品をすべて同社に引き渡すことなどを命じる内容だ。

 Appleに訴えられた店は、「Apple Story」と「Fun Zone」。9月16日に連邦判例データベースに公開された同意命令では、「これらの被告は、連邦地裁による同意命令の発行から5日以内に、商標を侵害する模造品の全在庫を、Appleによる処分のために同社に提供しなければならない」とされている。また、Apple StoryとFun Zoneは、看板などを含む販促や宣伝のツールもAppleに引き渡さなければならないほか、Apple Storyは店名も変更する必要がある。

 Appleは7月下旬にApple Story、Fun Zoneとそれらのオーナーを提訴した。同社の調査員がこれらの店舗を訪れ、「iPhone」や「iPod」のアクセサリなど、Apple商標を付けた製品を発見したことを受けた措置としている。

 連邦地裁のキヨ・マツモト判事は8月初めにApple StoryとFun Zoneに対し、Apple商標侵害の一時的な差し止め命令を出している。

 8月中旬には和解協議が行われ、その後に全当事者の弁護士が合意に達したと述べており、Appleと店側は和解すると見られていた。

 Apple StoryがAppleの目に留まったのは、“BirdAbroad”と名乗るブロガーのせいかもしれない。このブロガーは7月に、中国雲南省の昆明にあった、Apple直営店のルック&フィールをそっくりにまねた店を紹介した。

 さらに、読者に写真提供を求め、7月23日に、Apple直営店に似せた別のいくつかの店の写真を公開した。その中に、クイーンズで営業する「Apple Story」という看板を掲げた店があった。

 中国当局は、昆明にある模造品店を閉鎖させたが、それらを除けば、Appleロゴを無断使用しているこうした店の中国での営業を放置している。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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