サムスン、オランダでの「iPhone」および「iPad」販売禁止を要請
公聴会は9月26日に開催予定韓国Samsungは先ごろ、3G技術を使用するすべてのApple製品の販売中止および小売り在庫回収を求め、Appleに対する4件の特許訴訟をオランダのハーグ地方裁判所に提起した。
本件の最初の公聴会は、9月26日に予定されている。オランダSamsungは、「『iPhone 3GS』『iPhone 4』『iPad 1』『iPad 2』」を中心とする」Appleの全モバイル製品に対して仮差し止め命令を下すよう要求している。
オランダIDGが発行する『Webwereld』が訴状を閲覧したところ、韓国に本居を構えるSamsungは、AppleのあらゆるデバイスがSamsungの有する4件の重要な3G特許を侵害していると主張していることがわかった。
Samsungは、AppleおよびAppleの5つの支社によるオランダ国内での製品輸入、取引、販売の禁止を追求している。これに加え、Appleが店内店舗を出店しているMedia Marktなどの家電製品店を含む「商業的な顧客」から、特許を侵害している全デバイスの在庫を引き上げることをSamsungは望んでいるそうだ。
同社はハーグで、4件の特許それぞれに関する裁判をAppleに対して起こした。これらの特許は、スマートフォンおよびタブレットやネットワーク・ベース・ステーションといったモバイル・ステーション間でのデータ接続および転送速度を管理する方法を定義するもの。
Samsungはほかにも米国、英国、フランス、ドイツ、日本、韓国でAppleに対する同様の特許訴訟を提起している。
問題の特許はいわゆるスタンダード・エッセンシャル――すなわち国際的に容認された技術標準である。今回の場合は、3G規格およびUMTS規格がETSI(欧州電気通信標準化機構)などの組織から承認を受けている。
Samsungにとってこの事実は、法的責任に転化しうるものと言える。これらの特許がどれほど決定的であるか、もしくは重大であるかにかかわらず、同社はAppleに特許技術をライセンス提供することを拒否できないからだ。スタンダード・エッセンシャルの保有者は、あらゆるサードパーティに対して、公正かつ適切かつ無差別的な条件の下でライセンスを提供する義務を負う。こうした条件は、RAND/FRANDライセンスと呼ばれている。
Appleの弁護士団は、法的あるいは技術的な問題を協議する前に、こうしたFRANDライセンス問題に焦点を絞った新たな公聴会を開くよう申し入れていた。ハーグ地方裁判所の判事がこの要請を受け入れたため、26日の公聴会はFRAND問題についてのみ話し合われるものになると、裁判所の関係者はWebwereldに話したという。
(Andreas Udo de Haes/Webwereld Netherlands)



























