サムスン、4件の特許侵害でアップルをドイツ地裁に追加提訴
顔文字の入力方法まで特許の対象に韓国Samsung Electronicsは12月16日、米国AppleがSamsungの4件の特許を侵害しているとしてドイツのマンハイム地方裁判所に訴訟を起こした。Samsungは4月にも3件の特許侵害で同裁判所にAppleを提訴している。
Samsungの声明によると、16日に起こされた訴訟の対象となった4件の特許のうち、2件は通信規格に関連するもので、他の2件は「モバイル・デバイスの利便性」に関連するものとされる。
Samsungは、「通信ネットワークやデバイスの効率的で信頼性の高い機能」のための技術やプロトコルを開発したと述べている。
「Samsungは、通信規格に関連する特許の公正なライセンス供与の義務を常に果たしてきた。しかしAppleは、ライセンスを受けることなくSamsungの知的財産をモバイル・デバイスで使用し、特許侵害を行っている」と、Samsungは主張している。
これら4件の特許のうち1件は、携帯電話でのスマイリー(顔文字)の入力方法に関連していると、携帯電話業界の訴訟の動向に詳しい知的財産の専門家、フロリアン・ミュラー(Florian Mueller)氏は述べている。
ミュラー氏によると、12月16日にはマンハイム地方裁判所で、Samsungが4月に起こした3件のドイツ特許に関連する対Apple訴訟の審問も行われ、両社の代表者が出席した。同氏はこの審問を傍聴したという。この訴訟では来年初めに評決が下される見通しだ。
同裁判所の担当者は、この訴訟の進行状況についてコメントを控えた。現時点でAppleの担当者からもコメントは得られていない。
Samsung、米国Motorola、Apple、米国Microsoftなどの企業は、モバイル分野の特許を巡る訴訟合戦を繰り広げている。
先々週にマンハイム地方裁判所は、Appleの「iPhone」と「iPad」がMotorolaの特許を侵害していると判断し、Motorolaが求めていたドイツにおけるこれらの製品の販売差し止め請求を認めた。
Appleはこれを不服として控訴できる。ただし、Motorolaが1億ユーロ(約1億3,400万ドル)の保証金を支払うことが、同裁判所が差し止めを執行する前提となっている。
(Jeremy Kirk/IDG News Serviceロンドン支局)



























