サムスンがドイツでアップルに勝訴、「Galaxy Tab 10.1N」の販売は継続
「サムソンのタブレットはiPadのコピー」との主張を認められずAppleは苦戦
ドイツ・デュッセルドルフの地方裁判所は2月9日、米国Appleが韓国Samsung Electronics製タブレットに対して起こした訴訟に関し、Samsungが「Galaxy Tab 10.1N」に変更を加えたため、Appleの知的財産を侵害していないとの判決を下した。
すでに昨年12月、同様の仮裁定が下されていたため、今回の判決内容は予想されていたものだった。
Samsungの広報担当者は電子メールを通じ、AppleによるGalaxy Tab 10.1Nの販売差し止め請求を却下したこの判決を歓迎すると語った。これにより、同タブレットはドイツ市場での販売を継続する。
Appleはこの判決に対し上訴が可能だが、今後の予定についてはコメントを控えた。
昨年、Samsungの10インチタブレットが、欧州共同体意匠(Community Design)に登録したiPadの外観デザインに酷似しているとのAppleの主張を受け、ドイツの裁判所は当初のデザインだったGalaxy Tab 10.1の販売差し止めを命令した。また、最近になってデュッセルドルフの高等地方裁判所でもこの判決が支持されている。
Samsungは同判決による販売差し止めを回避するため、同タブレットの外観に若干の変更を加えたGalaxy Tab 10.1Nをドイツで発売したが、Appleは新モデルに対しても訴訟を起こしていた。
Galaxy Tab 10.1Nはスピーカーの位置を変更し、周囲のベゼルが張り出したデザインを採用した。Samsung側は改善された新モデルに対してもAppleが販売差し止めを請求した際、「iPadと比較し、Samsungのタブレットが充分な独自性を持つことを裁判所に示す自信がある」とのコメントを電子メールを通じて発表している。
今回の判決は、AppleがSamsungのタブレットに対する同様の裁判で、オランダおよびオーストラリアに続きドイツでも敗訴したことを意味する。ドイツの裁判は、Samsungがタブレットの外観デザインの変更を余儀なくされた唯一のケースだった。
(Mikael Ricknäs/IDG News Serviceストックホルム支局))



























