デル、ブレード・サーバ製品ラインにGPGPU対応「PowerEdge M610x」を追加
NVIDIA「Tesla」を装着すれば1ブレード当たり最大400GFLOPSを実現米国Dellは6月9日、同社の「PowerEdge」サーバ・シリーズに、GPGPU(General-Purpose computing on GPU)対応のブレード・サーバ「PowerEdge M610x」を追加することを発表した。米国では7月から出荷が開始される予定。
GPGPUは、GPU(Graphics Processing Unit)の持つ高い並列演算処理能力を、グラフィックス以外の演算処理に利用する技術。大規模なデータベース処理や科学技術計算、音声/画像処理などの分野において、GPUは一般的なCPUと比べてコスト比性能が高く、徐々に普及しつつある。
今回発表された「PowerEdge M610x」ブレード・サーバは、現行製品である「PowerEdge M610」ブレード・サーバをベースに、2つのフルレングスPCI Express(PCIe)2.0 x16スロットを拡張した製品。「PowerEdge M1000e」ブレード・エンクロージャに対応しており、米国Intelの4コア/6コアプロセッサ「Xeon 5500/5600」対応ソケットを2つ備え、12のDIMMスロット(ECC DDR3)に最大192GBのメモリを搭載できる。
Dellのサーバ・プロダクト・マネジメント・ディレクターであるブライアン・ペイン(Brian Payne)氏は、「PCIeスロットに米国NVIDIAのGPUカード『Tesla』などを装着することで、GPGPUを利用できる」と説明した。Dellによれば、NVIDIAのTeslaを搭載したM610xは、1台あたり最大400ギガフロップス(1秒間に4,000億回の浮動小数点数演算)の演算能力を実現するという。
PCIeスロットにはGPGPUカード以外にも、RAIDカードやFusion IOのPCIe接続型高速SSD「ioDrive Duo」などを装着することが可能だ。
なお今回、M610xと同時に「PowerEdge M710HD」2ソケット・ブレード・サーバも発表されている。
(Computerworld.jp、Agam Shah/IDG News Serviceニューヨーク支局)



























