国内中堅・中小企業が使用するPCサーバ、搭載CPUの7割がシングルコア
2002年以前の導入が最多。旧式化した環境からの移行が課題にIT市場調査会社のノークリサーチは4月15日、国内中堅・中小企業のPCサーバの利用状況に関する調査結果を発表した。
この調査は、今年1月から3月にかけて、国内の年商5億円以上500億円未満の民間企業7,000社を対象に実施したもので、1,168社から有効回答を得ている。
まず、サーバが搭載しているCPUのタイプでは、シングルコアが1way/2way合わせて70.2%と大半を占めている。昨今、新規にリリースされるサーバのCPUはマルチコア化が進んでいるものの、中堅・中小企業では依然としてシングルコアが主流となっている実態が浮き彫りになった。
ノークリサーチでは、中堅・中小企業が利用する業務アプリケーションにはマルチコアのメリットを享受できるものがまだ少なく、ユーザーのマルチコアに対するニーズが低いとしたうえで、サーバ・ベンダーは、仮想化など、マルチコアのメリットが十分に発揮できるソリューションを訴求していくべきだとしている。
サーバ形状については、ブレード・サーバの伸び率がやや鈍化してきている。ラック型サーバの搭載可能CPUコア数が増え、仮想化用途に利用されるケースが増えたことや、SIerがベンダー依存度の低いラック型サーバを好む傾向にあるといったことなどから、今後ブレード・サーバとラック型サーバの伸び率は同程度になると見られる。
また、サーバの導入時期では、2002年以前が24.6%と最も多く、当時導入されたWindows NT Serverを主なOSとする旧式化した環境の刷新が大きな課題となっていることがうかがえる。ちなみに、Windows Server 2008は、仮想化ハイパーバイザ「Hyper-V」を搭載するが、NT Serverはサポート対象外となっている。
今回の調査結果の詳細は、同社が発行したリポート「2009年版中堅・中小企業のPCサーバ導入実態と展望」に掲載されている。同リポートでは、サーバの用途を8項目に分類し、それらの用途ごとにサーバ・ベンダー比率、導入時期、購入先、OS、CPUタイプ、サーバ形状といったさまざまな項目について分析している。価格は9万9,750円。
(Computerworld.jp)



























