アナリストが大胆予想、“アップル・ネットブック”のスペックは?
「599ドルのネットブックでも、アップルはもうかる」米国Broadpoint AmTechのアナリスト、ブライアン・マーシャル(Brian Marshall)氏は2月23日、「もし、米国Appleが599ドルのネットブックをリリースすれば、同社は投資家が望んでいるような利益を上げられる」との見解を示した。
「Appleの幹部が、ネットブック市場には興味がないと発言していることは知っている。しかし、同社のビジネス・モデルの核は、継続的な市場浸透度(シェア)の獲得にある」(マーシャル氏)
マーシャル氏は、Appleが現在のコンピュータ市場で約3.5%のシェアを占めていることを指摘したうえで、以下のような見解を示した。
「2009年は2つの理由から、同社のシェアが縮小する可能性がある。第一は、Appleの製品が高価であるため、(不況の影響を受け)従来の売上げ水準を維持するのが難しい点。第二は、Apple自身が最も成長の速いネットブック市場に食指を動かすそぶりを見せていない点だ」(マーシャル氏)
小型軽量で低価格なノートPCと定義される(厳密には異なるが)ネットブックを製品ラインアップに加えることに、Appleは難色を示している。しかし、マーシャル氏は、「Appleがネットブックをリリースしたとしても、相対的に高額なMacBookラインとは競合しない。付加価値のあるネットブックをリリースすることは、十分に可能だ」と語る。
マーシャル氏は「Appleがネットブックをリリースするなら」として、以下のようなマシン・スペックを想定する。
・画面サイズ 10.1インチ
・ストレージ 16GBのフラッシュ・メモリ・ドライブ
・プロセッサ P.A. SemiのARM
ちなみに、P.A. SemiはAppleが2008年に買収したカリフォルニアのチップ・ベンダーで、買収金額は2億7,800万ドルだったと報じられている(関連記事)。
同氏は米国Hewlett-Packardの「HP Mini 1000」ネットブックを基準にして、上記のマシンを想定したという。なお、HP Mini 1000(Windows XP搭載)で画面を10.1インチに、ハード・ドライブ容量を16GBにした場合は、およそ399ドルになる。
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