Windows 7 Ultimateをネットブックで動かすと…
動画の再生は可能? Officeはサクサク動くの?2年前に登場した時には「エンドユーザーのオモチャ」扱いされていたネットブック。しかし、今ではビジネス・シーンにも浸透し始めており、その勢いは今後(しばらくは)続きそうだ。そこで気になるのが、今年末リリースされるWindows 7との“相性”である。米国MicrosoftはWindows 7のすべてのエディションについて、「ネットブックに対応している」と明言している。では、その使い勝手はいかがなものだろうか――。
「すべてのエディションに対応」の意味
Microsoftは2009年2月3日、Windows 7のエディションはWindows Vistaと同様に6種類であるとし、すべてネットブックに対応することを明らかにした(関連記事)。
一部メディアは、Microsoftがネットブック向けに「Windows 7 Starter Edition」を用意すると報道した。同エディションは、ユーザーが同時に実行できるアプリケーション数を最大3つに制限したものだ。
しかし、Windows 7をネットブックOSとして普及させることがMicrosoftにとって必須であることを考えると、この報道は不可解である。
ネットブックは、現在の経済危機環境下でも成長している市場セグメントだ。そして、多くのネットブックは、「Windows XP Home Edition」を採用している。MicrosoftとしてはWindows 7のリリースを機に、ネットブックのOSをWindows XPからWindows 7に移行させたいはずだ(「Vistaはどうした」という茶々は入れないでほしい)。
前述したとおりMicrosoftは、「Windows 7はどのエディションもネットブックで動作する」と明言している。しかし、米国Intelはこの点について何も表明していない。Intelのウルトラ・モビリティ部門で責任者を務めるアナンド・チャンドラシーカ(Anand Chandrasekher)氏は最近、「2009年下半期に、Windows 7 Starterと『Windows 7 Home Basic』の両エディションをサポートする、新型Atomプロセッサをリリースする」と述べている。
そこで浮上するのが、「では、フル機能のエディションである『Windows 7 Ultimate』は、ネットブックで“うまく”動かないのか」という疑問だ。
この疑問を解消するため、編集部ではWindows 7 Ultimateのベータ版(頻繁に更新されるため、ビルド7000〜7077を使用)を米国Dellのネットブック「Dell Inspiron Mini 9」にインストールし、実際に試用してみることにした。果たして、どのような“エクスペリエンス”が得られるのだろうか。
※次から紹介する内容は、すべてComputerworld米国版編集部で行われたものです。同じ機種/ソフトウェアでも、日本で発売/配付されているものとは異なる可能性があることを、あらかじめご了承ください(Computerworld日本版編集部)。



























