9.7型タッチ・スクリーンの“アップル・ネットブック”、800ドルで10月登場か|UMPC/ネットブック|トピックス|Computerworld

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UMPC/ネットブック

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【InfoTimes報道】

9.7型タッチ・スクリーンの“アップル・ネットブック”、800ドルで10月登場か

アナリスト予想は、iPhoneとMacBook Proの透き間を埋める「iPodの強化版」
(2009年07月14日)

 米国Appleが9.7型タッチ・スクリーンのネットブックを約800ドルで今年10月に発売する、と台湾のニュース・サイトInfoTimesが7月13日に報じた。


台湾InfoTimesの記事。英語に翻訳したものがMacRumorsサイトに投稿されている

 Apple製ネットブックに関する観測記事が出るのは、これが初めてではない。だが、今回の報道が興味深いのは、米国Technology Business Researchのエズラ・ゴットヘイル(Ezra Gottheil)氏のようなアナリストが、Appleが投入すべき製品として1年近く前から指摘してきたものと、記事内のスペックが合致している点である。

 同記事を見たゴットヘイル氏は、「画面のサイズや、画面がタッチ・スクリーン仕様であることは、私が考えるAppleのネットブックの方向性に沿っている。しかし、(800ドルという)価格は、ネットブックということを考えるとかなり高い」と語った。

 もっとも、新し物好きを相手に荒稼ぎするのがAppleの常、と同氏。Appleはネットブック市場に参入したがっている、と同氏は付け加えた。

 InfoTimesによると、Appleは台湾のエレクトロニクス・メーカー3社(Dynapack International Technology、Foxconn、Wintek)にネットブックの部品を発注した。Wintekは9.7型タッチ・スクリーンを生産し、FoxconnはApple製ネットブックの主要な生産委託先になるという。

 Wintekは以前にも、Appleのネットブックに関する記事で、その部品サプライヤーとして名指しされたことがある。今年3月の米国Dow Jonesの報道がそれで、WintekはAppleに加えて、台湾のネットブック/ノートPCメーカー、Quanta Computerと共同でネットブックの提供に取り組んでいるという内容だった。このネットブックはWintek製の9.7〜10型タッチ・スクリーンを搭載し、年内に発売されるとDow Jonesは報じている。

 InfoTimesの報道どおり、Apple製ネットブックの発売が10月だとすれば、これは絶好のタイミングだと、ゴットヘイル氏は言う。同氏は11月から年末商戦がスタートすることに言及し、「Appleが年内に大量に販売したいのであれば、(10月というのは)最適な発売時期だ」と語った。

 ただし、Appleのネットブックにキーボードが備わっていないとしたら、それは大変な判断ミスだとゴットヘイル氏は考えている。「この手のマシンでは、キーボードは非常に重要だ。非搭載かもしれないが、その場合、キーボードをつなぐことができなければならない。キーボードが別売になることも考えられそうだ」(ゴットヘイル氏)

 また同氏は、Appleのネットブックが、非常に安価なWindows搭載ネットブックや「Google Chrome OS」搭載ネットブックの対抗馬になるという見方に異を唱える。

 「(Appleのネットブックは)PCではなくデバイスと考えなくてはならない。電子メール・チェックやWeb閲覧など、ネットブックと同じことができるアプライアンスなのだ。ネットブックと比べるのは間違いだ」(ゴットヘイル氏)

 同氏がこう考える理由は、9.7型というディスプレイ・サイズにあるのではない(ちなみに、9.7型というのは、米国Amazon.comの第2世代電子ブック・リーダー「Kindle DX」と同じ)。iPhoneの場合と同様、このデバイスはApple独自のエコシステムに統合される、と同氏は見ているのだ。

 「このデバイスのOSには、Mac OS XというよりもiPhone OSに近いものが採用されると思う。また、iPhoneのApp Storeのようなものが用意されるだろう」とゴットヘイル氏。このApp Store的なものは、Appleにとっては収益源というよりも、800ドルの「ネットブック」でどのようなソフトウェアが使われるかをコントロールする手段として重要、との見方を同氏は示す。

 「そうしたコントロールはAppleにとって非常に重要だ。特に、セキュリティ問題を防ぐという意味合いが大きい」(ゴットヘイル氏)

 ゴットヘイル氏が予想するApple製ネットブックは、iPhoneのハイエンド・モデルとMacBook Proのローエンド・モデルの透き間を埋める「iPodの強化版」という位置づけにある。同氏はこの持論をあらためて強調し、「従来型の『ネットブック』ではなく、こうしたデバイスが登場する公算が高い」と述べている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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