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【Gizmodo報道】

マイクロソフト、ブックタイプの新タブレット型PCを開発中?

アップル・タブレットPCのリリースを見越した対抗馬か
(2009年09月24日)

GizmodoのWebサイトには完成予想図(?)と動画が掲載されている

 米国Microsoftがタブレット・スタイルのコンピュータを開発しているもようだ。米国Appleが開発しているとうわさされるタブレット・デバイスに対抗すると見られるこの製品は、最終試作段階に入っていると言われている。

 さまざまな製品についての情報を提供するブログ・メディアGizmodoが9月22日に報じたところによると、「Courier」と呼ばれるこのデバイスは、7インチのスクリーンを2つ搭載し、従来のタブレット型デバイスよりも本に近い。ディスプレイには、マルチタッチ機能が搭載されており、本体にカメラも内蔵しているという。

 Gizmodoによると、Courierは現在「後期試作」段階に入っており、開発はPioneer Studiosが担当しているという。Pioneer Studiosは、XboxやZune、Windows Mobileなどを統括するエンターテインメント&デバイス部門の傘下にある。

 Gizmodoの記事を執筆した「The Paperboy」と名乗る人物は、「Courierはユーザー・インタフェース部分を開発し、設計コンセプトを外部の媒体に公表する段階に入っているようだ」としている。

 米国Technology Business Researchのアナリスト、アラン・クランス(Allan Krans)氏は、「非常に面白いアイデアだ。KindleやiPhoneタイプのタッチ・インタフェースなど、すでに実用化されている技術をまとめ上げた製品のようだ」と語っている。

 同氏はCourierについて、「1990年代に登場したペン・コンピューティングやテーブル型タッチ・コンピュータ『Surface』などの技術を組み合わせた製品という印象を受けた」と指摘する。

 ペン・コンピューティング構想が立ち消えになり、タブレットPCもあまり普及しないなか、MicrosoftがCourierの開発にこだわっているのは、Appleというライバルが存在するためだ。

 クランス氏は、「iPhoneの登場で、人々とこの種のデバイスとの付き合い方が変わった」と強調する。

 かねてから、Appleはタブレット型の小型デバイスを開発しているのではないかとうわさされている。先週も複数の部品供給ベンダーが、2010年2月に出荷されることになっているApple製タブレットPC用の部品を開発しているという情報が、一部メディアで紹介されたばかりだ。

 複数の情報筋によると、Appleのデバイスは、9.7インチのスクリーンを搭載し、米国のプロセッサ・ベンダーであるP.A. Semiのプロセッサを搭載するという。P.A. Semiは、Appleが1年ほど前に買収したベンダーだ。

 クランス氏は「Courierはこの形態のデバイスとしては非常に優れているように思える。iPhoneのようにスクリーンが制約されず、うわさになっているAppleのデバイスよりも大画面になるようだ」と語っている。

 なおMicrosoftの広報担当者は、Courierに関する報道について、「うわさや憶測についてはコメントしない」としている。

(Gregg Keizer/Computerworld米国版)

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