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【CES 2010】

レノボ、“2つの脳”を持つハイブリッド式ノートPCを発表

タッチスクリーン画面を取り外せば、タブレットPCが誕生
(2010年01月07日)

IdeaPad U1 Hybrid。6月1日に発売される予定で、小売価格は1,000ドル以下になる見込み

 中国のLenovoは1月6日、タッチスクリーン画面を取り外せる“ハイブリッド型”のノートPC「IdeaPad U1 Hybrid」を発表した。取り外したタッチスクリーン画面は、LinuxタブレットPCとして使用することができるという。

 製品発表に際し同社は、「IdeaPad U1 Hybridは業界初のコンシューマ向けハイブリッドPCだ。“脳”は1つより2つあったほうが賢い」とコメントしている。

 同社によるとIdeaPad U1 Hybridの重量は3.8ポンド(約1.7キロ)で、メインのOSはWindows 7、CPUは米国Intel製CULV(コンシューマー向け超低電圧)の「Core 2 Duo」を採用している。ドライブは、128GBのSSD(フラッシュメモリ・ドライブ)を搭載しているという。

 取り外し可能なマルチ・タッチスクリーン式画面は11.6インチで、“本体”から取り外せば、それ自体がフル機能装備のタブレットPCとなる。重量は1.6ポンド(約700グラム)で、本体から取り外した際には3秒以内に起動するという。OSはLenovoがカスタマイズしたLinux版の1種で、タッチスクリーン対応の「Skylight」が稼働し、1GHzの「Qualcomm Snapdragon ARM」チップセットを搭載している。なお、フラッシュメモリは16GBとのことだ。

 スクリーン画面を回転させることでタブレットPCとして利用できるノートPCは、すでに市場に複数存在する。実際、Lenovoも「ThinkPad X60 Tablet」という製品を販売している。

 だが、スクリーン画面を本体から完全に取り外すことが可能で、かつスクリーン画面自体に独自のプロセッサが備わっている製品は、IdeaPad U1 Hybridが初めてだ。

 Lenovoによると、同社が開発したソフトウェア「Hybrid Switch」は、IntelプロセッサおよびARMプロセッサのシームレスな切り替えを実現するという。例えば、本体とタブレットを合体させた状態でWebを閲覧し、画面を取り外したとしても、同じWebページからWebサーフィンを再開できるという。

 Lenovoは世界最大規模の家電製品展示会「2010 International CES(Consumer Electronics Show)」に、最先端のPCを合計10台出品する予定だ。U1のほかには、同じくQualcomm SnapdragonプロセッサとSkylight Linuxプラットフォームを搭載した、重量2ポンド(約900グラム)のスマートブック(価格499ドル)も発表するという。

(Eric Lai/Computerworld米国版)

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