グーグル、クラウド・ストレージ「Google Drive」を近くリリースか
早ければ数週間後に登場する可能性も米国Googleが近いうちに、新しいクラウド・ストレージ・サービスをリリースするとうわさされている。このサービスは「Dropbox」とガチンコ対決になると予想されている。
Wall Street Journalは2月9日付けの記事で事情筋の話として、新サービス「Google Drive」では、ユーザーは写真やドキュメント、ビデオをGoogleのサーバに保存し、任意のWeb接続デバイスからアクセスして共有できるようになると報じている。
Google Driveは、数週間後か数カ月後にリリースされる見通し。一定の容量までは無料で利用でき、その上限を超えた量のデータを保存したいユーザーには有料で提供されると、事情筋は説明している。Googleは、うわさにはコメントしないとしている。
Googleは、クラウド・ストレージ・サービスの立ち上げを何年も前から試みてきた。CEOのラリー・ペイジ(Larry Page)氏は2006年に、同社がクラウド・ストレージ・サービス「Gdrive」に取り組んでいることをうっかり漏らしたが、このサービスは結局実現しなかった。
その後、Googleは2010年に、オンライン・アプリケーション・スイート「Google Apps」に含まれる「Google Docs」のユーザー向けにオンライン・ファイル・ストレージ機能を提供開始。翌2011年にはGoogle Appsユーザー向けに「User Managed Storage」サービスを提供開始している。
User Managed Storageでは、保存容量が足りなくなった場合にユーザー単位で容量を追加購入でき、購入オプションは現在、最大保存容量20GB(年額5ドル)から16TB(年額4,096ドル)まで、9つの容量区分で用意されている。
Google DriveはGoogle Appsに追加されると見られている。Google Appsは企業向けに販売されており、最大ユーザー数と利用可能なアプリケーションやサービスなどが限定されたパッケージが無料で提供されている。Google Appsと組み合わされることから、Google Driveは、中小企業向けのクラウド・ストレージ・サービスである「Box.net」と競合することになりそうだ。
DropboxやBox.netのようなサービスは、急速に人気を伸ばしている。ビデオ、画像、音楽などのファイルを携帯電話、カメラ、そのほかのネット接続デバイス間で同期できるからだ。Dropboxはほかのサービスとは異なり、ほとんどのPC(Linuxを含む)やデバイス・プラットフォーム向けにネイティブ・クライアント・ソフトウェアが提供されており、Webブラウザなしで利用できる。
米国Appleが2011年にリリースしたDropbox対抗の「iCloud」サービスでは、iOSデバイスの同期およびバックアップ、サーバからデバイスへの連絡先やカレンダー、メール、メモ、リマインダのプッシュ、iTunesで購入したすべてのものへのアクセスといった機能が提供されている。
(Sophie Curtis/Techworld.com)



























