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イーベイ、外部企業向けにクラウドBIサービスを提供へ

独自の仮想データ・マート技術で「BI as a Service」を実現
(2008年10月16日)

 米国eBay(イーベイ)は、社内でBI(Business Intelligence)分析を行うために運用している巨大データ・ウェアハウスの機能やリソースをWebオンライン・サービスとして外部の企業に提供する方向で検討を進めている。

 すでにAmazon.comは、社内向けに開発した各種のサービスを社外の顧客に提供しており、なかでもアプリケーション・ホスティング・サービスEC2(Elastic Computing Cloud)とホステッド・ストレージ・サービスS3(Simple Storage Service)は良く知られている。

 eBayのデータ・ウェアハウスには、オンライン・オークションに関連する5PB(ペタバイト)のデータが蓄積されており、毎日50TBのデータが新たに追加されている。

5秒ごとに1TBの新規データ

 eBayのアーキテクチャ/業務担当シニア・ディレクター、オリバー・ラツェスバーガー(Oliver Ratzesberger)氏によると、Teradataのソフトウェアをベースにした同社のデータ・ウェアハウスは、1TBのデータを5秒で検索する能力を持つという。同社は、このスピードを生かしてビジネス分析を迅速に行うことができる独自の「仮想」データ・マートを構築している。

 eBayの仮想データ・マートは、社内にある100ほどのグループがおよそ5,000件のビジネス分析を行うために使っている。これらのデータ・マートは、同社の中央データ・ウェアハウスから作成されたものだが、いずれも本社IT部門の支援を受けることなく作成されているという。

 同社のビジネス・アナリストは、Business Objects(ビジネスオブジェクツ)やSAS、Microstrategy(マイクロストラテジー)といったベンダーの標準Webツールや分析ツール、さらにはMicrosoft(マイクロソフト)のExcelなどを使ってミニ・データ・ウェアハウスを構築し、アップロードする。

 これにより、必要と思われるBI分析のプロトタイプをすばやく作成し、テストすることができる。90日のテスト期間を経て有効性が認められたプロトタイプは、データ・ウェアハウジング・マネジャーに引き渡され、必要な修正が加えられたうえで業務用のデータ・マートに移される。

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