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【IDC Japan調査】

2008年の国内仮想化ソフトウェア市場規模、前年比31.6%増の298億円に成長

サーバ統合に伴う需要が増加。今後はデスクトップ仮想化も普及と予測
(2009年04月24日)

 IDC Japanは4月23日、2008年の国内仮想化ソフトウェア市場規模が、前年比31.6%増の298億円となることを明らかにした。同社では、同市場は2009年以降も順調に成長を続け、2013年には734億円規模に達すると予測している。

 なかでも、バーチャルマシン・ソフトウェア市場の成長が著しく、2008年の同市場規模は前年比54.2%増の156億円となった。サーバ統合による物理サーバ台数の削減やリソースの有効活用、レガシー・アプリケーションの延命による移行コストの削減を目的として導入する企業が増えたことが要因と見られている。

 IDC Japanは、今後はサーバ仮想化に加えてデスクトップ仮想化にまで適用領域が広がるのに伴い、国内バーチャルマシン・ソフトウェア市場は、年間平均成長率(CAGR)26.1%で推移し、2013年には498億円規模に拡大するとの見通しを示している。

 一方、アプリケーション/ユーザーセッション仮想化市場規模は、2008年は前年比13.2%増の141億円となった。シン・クライアントを含めたクライアント・セキュリティ・ソリューションとして金融や官公庁/自治体、eラーニング向けに教育機関での出荷が増加した。

 今後も同市場は、情報漏洩対策など底堅い需要によって高水準で成長を続け、2013年までのCAGRが10.8%、2013年の市場規模は236億円になる見込み。

 IDC Japanのソフトウェアマーケットアナリスト、入谷光浩氏は、「2009年は、ユーザー企業のコスト削減効果に対する評価がより厳しくなることが予測される。こうした状況では、仮想化は有望なソリューションであるが、サーバ台数の削減のような短期的なコスト削減にとどまらず、運用の効率化による中長期的なコスト削減をより明確にし、定量的に示すことが肝要だ」とコメントしている。

 今回の発表内容の詳細は、同社が発行したリポート「国内バーチャライゼーションソフトウェア市場2008年の分析と2009年〜2013年の予測」に掲載されている。同リポートでは、2006年〜2008年の国内仮想化ソフトウェア市場の売上実績と2009年〜2013年の予測を提供している。さらに、バーチャルマシン・ソフトウェア市場、アプリケーション/ユーザーセッション仮想化市場の分類別に、稼働環境別売上額実績、ベンダー別売上額実績も掲載している。


(Computerworld.jp)

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