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ISO/IEC、マルチベンダー環境のSAN管理仕様「SMI-S」を承認

(2007年01月29日)

 ストレージ関連の非営利団体であるストレージ・ネットワーキング産業協会(SNIA)は1月26日、ストレージ・システムの相互運用仕様「SMI-S(Storage Management Initiative Specification)」が国際標準化機構(ISO)と国際電気標準学会(IEC)に承認されたと発表した。これにより、マルチベンダー環境のSAN(Storage Area Network)管理仕様として普及が進むとSNIAでは期待している。

 SMI-Sは、異なるベンダーのストレージ製品からなるSAN環境を想定したストレージ・システムの相互運用仕様。IT管理者に単一のストレージ管理ビューを提供するという目的の下、SNIAによって策定された。すでに、EMCやIBM、ヒューレット・パッカード(HP)など20数社のストレージ・ベンダーがSMI-S 1.0仕様を450種類以上の製品に実装している。

 SMI-Sは昨年、米国規格協会(ANSI)でも標準仕様として承認されている。

 米国EMCのCTO(最高技術責任者)でSNIAの取締役会議長を務めるウェイン・アダムス氏は、「これは、SANベースの技術を対象とする初のストレージ管理標準だ。ISOに承認されたことで、米国企業だけでなく、他の地域の企業でも採用が進むだろう」と期待を寄せている。

 SMI-Sは、ストレージ管理アプリケーションとストレージ・デバイスの通信に関する共通モデルとインタフェースの集合だ。「企業内でデータが増え続けると、データを大規模なストレージ・プールの間で移動させる必要が出てくるが、それを容易かつスムーズに実現する共通のツール・セットとなるのがSMI-Sだ」とアダムス氏は説明する。

 SNIAは現在、SMI-S 1.0.2の評価をSNIAのメンバー企業に依頼中だ。同バージョンでは、ホスト・ストレージ・エンクロージャ、ファイルシステムの割り当て、ボリューム保護、スナップショットとレプリケーションの管理などを網羅することになるという。

 また、SNIAではSMI-S 1.1の標準化作業も進めている。SNIAは同バージョンをANSIに提出し、評価結果を待っているところだ。SMI-S 1.1では、NAS(Network Attached Storage)とiSCSIデバイスの間のインタフェースが定義されている。

(ルーカス・ミアリアン/Computerworld オンライン米国版)

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