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アンバーポイント、SOA管理ツールにシステム監視/可視化機能を追加

ランタイム異常検知ツールの新版も発表
(2007年06月12日)

 米国アンバーポイントは6月11日、SOA管理ツール「AmberPoint SOA Management System」の新版(Release 6)を発表した。新版には、システム監視機能やサービス可視化機能などが追加されている。

 新版に備わるSOA Explorerは、SOAベースのシステムの稼働状況を監視する機能で、気になる部分を掘り下げて調べるのに使用する。同機能により、情報をふるいにかけ、ユーザーが管理すべき情報量を適正に保つことが可能になると、アンバーポイントのマーケティング担当バイスプレジデント、エド・ホースト氏は説明する。「こうした機能がなければ、手に負えないほど大量の情報を扱わなければならなくなる」

 ホースト氏は新版にSOA Explorerを搭載した理由として、同社がSOAの分野で大きな成長を果たしたことを挙げた。「われわれはSOA製品のインストール・ベースを大幅に伸ばした。今回のリリースはそうした成長の副産物と言える」(ホースト氏)

 同氏によると、アンバーポイントの顧客の中には、(SOAベースのシステム上で)1,000を優に超えるコンポーネントを使用している企業もある。また一部のユーザーは、1日当たり数百万ものトランザクションを処理しているという。

 「こうしたことから、きわめて複雑な環境をシステム稼働中にうまく制御する必要が生じている。これこそが、われわれの取り組むべき課題だ」(ホースト氏)

 アンバーポイントは、稼働状況の制御や検証に加え、サービスなどの可視化にも重点を置いている。なお、ここで言う検証とは、システムが変更されたあとに各種の動作確認を行うことを指している。

 新版ではそのほか、サービス利用に制限を設ける自動抑制機能も追加されている。また、自動バックアップなどのスクリプト実行にも対応するようになった。具体的には、AntやPerlといったスクリプティング技術をサポートしている。

 調査会社バートン・グループでバイスプレジデントを務めるアン・トーマス・メインズ氏は、AmberPoint SOA Management SystemをActional製品(昨年プログレスソフトウェアが買収)と比較し、利用可能なメッセージング・プロトコルの種類はActionalのほうが多彩であるものの、視覚効果についてはアンバーポイント製品が上であると指摘した。

 「アンバーポイント製品は、特にビジネス寄りの視点を備えた可視化機能を提供するのに成功しており、現時点ではActionalをリードしている」と、メインズ氏は述べている。

 なお、アンバーポイントは同日、「AmberPoint SOA Validation System」の新版も発表している。これは、複数のサービスをまたいでトランザクションを実行するビジネス・アプリケーションの検証を行い、ランタイムの異常を検知するものだ。

 AmberPoint SOA Management Systemおよび同Validation Systemの新版の価格は2万5,000ドルからで、出荷は60日以内とアナウンスされている。

(ポール・クリル/InfoWorld オンライン米国版)

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