企業がエンジニアに求める5つの「仮想化スキル」|仮想化|トピックス|Computerworld

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仮想化

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【解説】

企業がエンジニアに求める5つの「仮想化スキル」

不況下でも企業は仮想化技術に精通するIT部門の人材増強を検討
(2009年04月20日)

 景気混迷から抜け出せずにいるこの時期に、「突出して人気のあるITスキル」を挙げるのは難しい。レイオフやIT予算の大幅な削減が進む中で、求人が「ホット」だと言われるスキルであっても、実際は「他の分野よりは冷えこんでいないだけだ」とリクルーターも認めている。だが、仮想化関連のスキルについては必ずしもそうではないようだ。技術者が身につけるべきスキルについて、リクルーターに聞いてみた。

 景気混迷から抜け出せずにいるこの時期に、「突出して人気のあるITスキル」を挙げるのは難しい。レイオフやIT予算の大幅な削減が進む中で、求人が「ホット」だと言われるスキルであっても、実際は「他の分野よりは冷えこんでいないだけだ」とリクルーターも認めている。

 だが、仮想化は注目を集める新技術であり、かつ企業のデータセンター・コストを大幅に削減する。そのため、これまでこれまで過小評価されてきた仮想化関連のスキルは、今にわかに注目を集め始めている。

 「市場の需要や仮想化が実現するコスト削減効果を見れば、この状況は納得できるものだ。また、人件費予算が認められる理由もここにある」と、IT関連分野の人材紹介/転職支援企業であるRobert Half Technologyのリージョナル・バイスプレジデント、ブライアン・ガブリエルソン(Brian Gabrielson)氏は述べる。

 同社が四半期ごとに実施する、IT分野を対象とした雇用意識調査(IT Hiring and Skills Report)の最新版によれば、この四半期には、IT予算の縮小を受けて6%の企業が人員削減を計画する一方で、8%の企業はITスタッフの増員を行うと見られている。

 「もしもわたしの子どもが今年大学を卒業予定で、技術系の職に興味があるならば、わたしは仮想化関連の道に進むようアドバイスする」。こう話すのは、VMwareを使った仮想化環境構築を専門とするAdvizex Technologiesのテクニカル・リクルーティング・マネージャー、ゲイリー・フェデリコ(Gary Federico)氏だ。

 「システムの統合化は、現在のほぼすべてのトレンドの鍵を握っている。これまで仮想化技術とは無縁だった分野でも、仮想化を中心に据えた対応が必要となりつつある。だが、本当に価値のある仮想化技術の資格を持つ人材は極めて少ないのが実情だ」(フェデリコ氏)

 「アプリケーション開発」と同様に、「仮想化」という用語も、実際にはITの中で細分化された各専門分野に対応するものであり、そのすべてに精通する人材は1人もいないと言えるだろう。

 そこで、企業が求める仮想化スキルの「トップ5」をリクルーターたちに聞いてみた。

スキル1:経験

 経験そのものは“スキル”とは言えないかもしれない。だが現実問題として、仮想化基盤を管理/構築する実務経験を積んだITプロフェッショナルはいまだに希少である。

 「業界には『VCP(VMware Certified Professional)』の認定を受けた技術者は大勢いる。確かにVCPは優れた認定制度で価値が高い。しかし、筆記試験に加えラボでの実技試験を課す『CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)』などと比べると、実務経験をあまり評価できていない」(フェデリコ氏)

 仮想化は非常に複雑で微細な技術であるため、長年HP(Hewlett-Packard)でエンジニアを務めていたフェデリコ氏のような経験豊富なリクルーターでさえも、VCP取得者が自身で主張するスキルと現実のそれが一致しているかどうかを吟味するのは難しい。「彼らの経験をさかのぼり、エキスパートに検証させる必要がある。そうすればわかるはずだ」(フェデリコ氏)

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