ラックスペース、「OpenStack」ベースのプライベート・クラウド製品をリリース
SIベンダーとの提携で構成済みハードウェア「Rackspace Cloud: Private Edition」を提供IaaS(Infrastructure-as-a-Service)プロバイダーの米国Rackspace Hostingと、ITソリューション・プロバイダーの米国Redaptは2月15日、両者の提携に基づきプライベート・クラウド製品「Rackspace Cloud: Private Edition」を提供していくと発表した。オープンソースのクラウド・インフラ・ソフトウェア「OpenStack」を採用している。
同製品は、OpenStackを基盤ソフトウェアとして構成されたハードウェア・パッケージとして提供される。ハードウェア・パッケージの統合やテスト、構成といった作業は、Redaptが北米と欧州に展開しているRedapt MergeCentersにおいて納入前に行われる。
RackspaceのRackspace Cloud Builders担当ゼネラル・マネジャー、ジム・カリー(Jim Curry)氏は、「プライベート・クラウドの販売においては、顧客環境に応じた物理的セットアップ作業が課題となっていた。そこで、こうしたセットアップのエキスパートであるRedaptの協力を仰ぐことにした」と述べている。
ハードウェアは顧客の注文から14日以内に、顧客が選んだデータセンターに到着する。データセンターでは、電源とネットワーク接続さえ用意しておけば、これを導入できる。顧客自身のデータセンターだけでなく、Rackspace、あるいはパートナーのデータセンターにも導入可能だ。
導入したハードウェアを使ったプライベート・クラウドの運用段階では、Rackspace CloudおよびOpenStackの専門家が24時間365日のサポートと運用支援を行い、顧客がデータセンターでこの技術を最大限に活用できるように手伝う。
「他社は、顧客をロックインするソリューションを提供しているが、われわれの包括的なインフラおよびサポート・ソリューションは、あらゆる点でオープンだ。顧客は、自社のITニーズに合わせて簡単にこれを拡張したり、変更したりできる。RedaptとRackspaceの協力に基づくこのソリューションにより、顧客はフル・パッケージのプライベート・クラウドを手に入れ、自社が選択した任意のデータセンターで運用し、OpenStackの専門家による運用支援やサポートを受けられる」(カリー氏)
OpenStackベースのプライベート・クラウド構築、運用については関心が高まっており、米国Piston Cloud Computingや米国Nebulaもそのためのソリューションを提供している。
(Nancy Gohring/IDG News Serviceシアトル支局)

























