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BMC、ITサービス・カタログ・ソフトウェア製品を発売

サービスのリクエスト状況やSLAの確認などが可能に
(2007年04月10日)

 米国BMCソフトウェアは、ITサービス・カタログ・ソフトウェア「Service Request Management(SRM)」の出荷を4月16日から開始することを明らかにした。価格は、出荷開始時に発表される予定だ。

 同ソフトウェアは、構成管理データベース(CMDB)やヘルプデスク・ソフトウェアといった既存のBMC製品と連携してITサービス・カタログの作成を実現する。ITサービス・カタログは、利用可能なITサービスを提示するもので、サービスのリクエスト、リクエストの処理状況追跡、約束されたSLA(サービス・レベル契約)の確認などが可能になる。

 BMCのCTO(最高技術責任者)、トム・ビショップ氏は、「ITをビジネスと考え、ITユーザーを顧客と考えれば、サービス・カタログは小売りチェーンの商品カタログのような役割を担う。注文できるすべてのサービス、提供可能な時期、提供される機能をITユーザーに示すことができる」と説明する。

 SRMはまた、サービス・リクエストを実行プロセスに結び付け、特定のサービス・リクエストがあらかじめ設定された目標に合致していない理由をIT部門が把握できるよう支援する。

 業界ウォッチャーによると、SRMを使えば、ITマネジャーは、顧客を満足させるためのサービスの提供方法や新しいサービスの必要性を容易に検討できるようになるという。

 調査会社タック・ノエル&アソシエイツの設立者で代表を務めるリック・タック氏は、「SRMがあれば、これまでより標準化されたコスト・パフォーマンスの高い効率的なやり方でサービスを運営、実装し、サービスにより容易にアクセスできるようになる。また、このようなITサービスへのアクセス方法は、ベスト・プラクティス・アプローチとしても支持されるはずだ」と語っている。

 BMCは、自社のビジネス・サービス管理製品スイートの中にのサービス・カタログ・ソフトウェアを組み込むことになった理由について、ITIL(Information Technology Infrastructure Library)標準への対応を挙げている。

 SRMは、BMCがリミディの買収で入手したヘルプデスク/サービス管理ソフトウェア「Action Request System」上で稼働し、同社のCMDB製品「Atrium」と連携する。

 Atriumは、構成管理データベース内に定義されたカタログ・アイテムとサービス定義の関係を保存することが可能で、SRMはBMCのダッシュボードや分析製品と連携して、各種製品の監視機能や任意分析機能を提供できる。

 タック氏は、「BMCはニュースケールなどのサービス・カタログ専業ベンダーとの競争を覚悟しなければならないが、顧客の導入計画という点から見て、参入のタイミングはきわめて適切だ」と評価する。

 「SRMは、ベスト・プラクティス・アプローチに適合する製品であり、サービス・カタログへのニューズの高まりにも対応する製品だ。IT部門もビジネス部門も、ITサービスの価格や運用効率、メンテナンス性を的確に把握できるサービス・カタログのメリットを認識するようになってきている」(同氏)

(デニス・ドゥビー/Network World オンライン米国版)

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