ネットワークエンジニアのためのフリーソフト&サービス【セキュリティ編】
無料で使える! 役に立つ!インターネット上で無償で提供されているオンラインソフトやサービスの中には、有償のソフトやサービスにも引けを取らない、便利かつ高機能なものが多数存在する。それらを活用すれば、ネットワークの運用管理や日常の情報収集、あるいはコミュニケーションなどの作業が大幅に楽になる。第3回では、セキュリティ対策のためのツールやサービスを紹介する。
18の調査ツールをWebブラウザから実行
DNSstuff.com
DNSスタッフ(http://www.dnsstuff.com/)
DNSサーバの設定チェックや スパムメールの送信元調査も
DNSstuff.comは、IPアドレスやドメイン名、DNSに関連するさまざまな調査ツールを集約したサービスだ(画面1)。個々の調査ツールを見ると、同種のものがほかのWebサイトで提供されている場合もあるが、18もの調査ツールが1か所に集まっているのは便利だ。また、フリーソフトとは異なり、インストール作業なしでいつでもWebブラウザから調査できるのもメリットだ。表示は英語だが、いずれもIPアドレスやホスト名、ドメイン名を入力するだけで調査結果が表示されるので、さほど難しくはないだろう。
whoisやping、tracerouteといった基本的なネットワークツールのほか、ネットワークやシステムの管理者ならば、DNSサーバに登録されているドメイン情報を一覧する「DNS Lookup」、DNSサーバの反応速度を計測する「DNS Timing」、DNSサーバの設定を56項目にわたって詳細にチェックする「DNS Report」、WebサイトのHTML構文エラーなどをチェックする「CSE HTML Validator」などが役に立つはずだ。チェックの結果、思わぬ不具合や設定ミスが見つかるかもしれない。
また、電子メール関連の調査に使えるツールもある。例えば、何度送信してもエラーメールが戻ってくる場合は「E-mail Test」を使って、宛先のメールサーバが正常に稼働しているかどうかを調べればよい。スパムメールに悩まされている場合は「Spam Database Lookup」や「Free E-mail Lookup」などが便利に使えるだろう。
なお、同じ運営者によってIPv6版のサービス(http://www.ipv6tools.com/)も提供されている。whois、ping、tracerouteなどIPv4版サービスと同様のもののほか、IPv6のサブネット計算機、アドレスの圧縮/展開(「::」を使った短縮表記)、IPv4アドレスのIPv6への変換といったツールが用意されている。

























