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【Web 2.0 Summit 2009】

TwitterのCEO、同社事業の収益化に自信を見せる

「われわれのサービスに価値を見出す企業が増えている」
(2009年10月22日)

 米国TwitterのCEO、エバン・ウィリアムズ(Evan Williams)氏は10月21日、サンフランシスコで開催中のコンファレンス「Web 2.0 Summit」の基調講演に登場し、Twitterの事業計画について語った。

 Federated Mediaの設立者ジョン・バテレ(John Battelle)氏とともにステージに現れたウィリアムズ氏は、まずライバルであるGoogle WaveやFacebookなどについて言及した後、「われわれは、収益モデルを探し続けているわけではない」と語り、自社の基本方針の話を切り出した。

 「きちんとした計画がなければ、当社のように多くの資金を調達することはできないはずだ。投資家に対して、自分たちが考えているビジネスがどのようなものか説明しなければならないのだ。現在当社は、プロダクトと技術の改善に取り組んでおり、可能な限り良質かつ新鮮で適切な情報を提供しようとしている。この課題から目をそらし、収益にばかり気を取られるのは無責任だ」(ウィリアムズ氏)

 共同設立者のビズ・ストーン(Biz Stone)氏は広告事業に否定的だ。だが、ウィリアムズ氏は、Twitterサイトでの広告掲載を否定しているわけではないと繰り返しており、Twitterの収益事業化について楽観的な見通しを示している。

 「現在Twitterでは、さまざまなブランドのマーケティングが行われており、広告事業は有望だと考えている。多くのフォロワーを得ることが顧客獲得につながると考える企業は増えている。われわれがこうした価値を提供できる以上、それを事業化して一定の収益をあげることは十分に可能なのだ」(ウィリアムズ氏)

 また、ウィリアムズ氏は、「2008年秋にTwitterをFacebookに売却するという話を断った後、悪夢にうなされることはなかったのか」というバテレ氏の質問に対し、「まったくなかった」と答えた。

 「ゴールに到達せずにレースをやめるわけにはいかない。Twitterの設立に関わった人々や投資家に十分な配当を出せるのかという問題もある。それに、Twitterでなら面白いことを色々と試すことができるが、大企業の傘下に入ったら、楽しみがなくなってしまう」(ウィリアムズ氏)

 ウィリアムズ氏は、Google Waveについても言及した。Google Waveは、電子メール、インスタント・メッセンジャー、ブログ、文書共有などの機能を統合するとともに、各種ソーシャル・ネットワーク機能も備えるWebベースのアプリケーションだ。同氏は、Google Waveについて「非常にすぐれている。まだ十分に検証したわけではないが、Twitterと同じ機能も搭載されている」と語っている。

 このほか、Twitterの信頼性と拡張性が改善されていることも強調した。「Twitterはかなり改善され、以前ほど不満を感じなくなった。だが、満足しているわけではない。修正の必要な部分も残っており、すでに開発計画を立てている」(ウィリアムズ氏)

(Sharon Gaudin/Computerworld米国版)

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