モジラ、「Firefox 3.0」のRC2をリリース
RC1で発見された40件の脆弱性をすべて修正――正式版リリースは6月末か米国Mozillaは6月4日、「Firefox 3.0」のリリース候補2版(RC2)を公開し、3週間前に公開したRC1で発見された40件の脆弱性をすべて修正したと発表した。MozillaはRC2を“ほぼ正式版”と位置づけている。正式版は6月末にリリースされる見通しだ。
Mozilla幹部によると、Firefoxの脆弱性追跡データベース/管理システム「Bugzilla」でRC2を調査した結果、RC1のテストで発見された脆弱性はすべて修正されているが、「Firefox 3.0 for Linux」版のパフォーマンスに問題が残っているという。
Mozillaでリード開発者を務めるマイク・ベルツナー(Mike Beltzner)氏は、「確かに問題点は残っているが、これらはブラウザ自体の問題ではない。すべてサーバ側やWebサイトに関連するものだ」と述べ、すべての問題点は正式版リリースまでに解決できると明言した。
Mozillaが対処しなければならない問題の1つとして、Firefox 3.0のオンライン・ヘルプ/サポート・サイトに関する脆弱性がある。これはオンライン・ヘルプ・サイト(ページ)のレンダリングに時間がかかりすぎるというもので、一部の開発者から問題視する声が上がっていた。
これに対しBeltzner氏は、「われわれのITチームとWeb開発チームは、この問題を解決する手段を持っている。まだ問題解決には至っていないが、間もなく解決できるだろう。修正はすべてサーバ側で実行されるため、Firefoxの新しいビルドをリリースする必要もない」と語った。
なお同氏は先週、同問題について「解決できなければ、正式版をリリースできない」とコメントしていた。
米国Net Applicationsが6月2に明らかにした5月のWebブラウザ調査によると、Firefoxのシェアは18.4%に達しているという。最も利用されている米国Microsoftの「Internet Explorer」のシェアは73.8%。一方、米国Appleの「Safari」のシェアは6.3%だった。Net Applicationsは、Firefoxのシェアが現在のペースで伸びていけば、来月には20%を超えるとの見通しを示している。
Firefox 3.0 RC2は43の言語に対応しており、Windows版、Mac OS X版、Linux版がMozillaのWebサイトでダウンロード配布されている。
(Gregg Keizer/Computerworld米国版)



























